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スズメバチに巣を作らせない対策5選!スプレーは効く?お手軽対策法

スズメバチに巣を作らせない対策5選!スプレーは効く?お手軽対策法

スズメバチに巣を作らせないためには、巣ができやすい場所に対策をすることが大切です。例えば、ハチ用スプレーなど、蜂を寄せ付けにくくする対策グッズが販売されています。

この記事では、対策グッズやその使い方などをご紹介していきます。また、巣を作られやすい場所についても、あわせて解説していきます。対策グッズを効果的に使用して、スズメバチを予防しましょう。

スズメバチの巣はどんな場所にできる?

スズメバチに巣を作らせないために、まずは巣が作られやすい場所の傾向を知りましょう。スズメバチは雨が苦手なので、雨をしのげる場所に巣を作ります。また、風通しの悪い、閉鎖的な場所を好みます。巣を作られやすい代表的な場所を確認していきましょう。

軒下

軒下

雨をしのげる軒下は、蜂に巣を作られやすい場所です。外への出入りもしやすいため、蜂が好んで巣を作ってしまいます。

天井裏

天井裏も雨をしのげますし、風通しも悪いです。また、外敵から攻撃されにくい場所でもあります。

土の中や木の中

スズメバチは土の中や木の中などにも、よく巣を作ります。外から巣が見えないため、蜂の巣があることに気付きにくいです。そのため、知らないうちに近付いていて、蜂に威嚇されてしまいうこともあります。また、巣の規模もわからないため、大変危険です。

スズメバチが巣を作りやすい場所は、このほかにも次のようなところがあります。

  • 壁の中
  • 庭木
  • ベランダ
  • 床下
  • 物置
  • エアコンの室外機

どれも、雨をしのげる場所であり、閉鎖的なところが多いです。このような場所に対策をして、スズメバチに巣を作らせないようにしましょう。

スズメバチに巣を作らせないための対策5選

それでは、いよいよスズメバチに巣を作らせないための対策について解説していきます。対策するにあたって、巣を作られやすい場所を定期的に点検することを忘れてはいけません。

点検することによって、万が一蜂が巣を作りだしていたとしても、巣が小さいうちに発見できます。また、外敵の存在に気付いて、蜂のほうからその場所での巣作りをあきらめて、他所へうつってくれるかもしれません。

お手軽!ハチ用スプレー

お手軽!ハチ用スプレー

ハチ用のスプレーは、ホームセンターなどで販売されています。蜂を殺せることはもちろん、巣を作られにくくする予防効果もあります。

製品によっても違いがありますが、効果の持続期間は2週間~1ヶ月程となるので、定期的に使用するとよいでしょう。また、製品によって成分の違いや、効果の違いもあるので、購入前によく製品情報を確認してみてください。

ほかの虫対策にも!防虫シート

蜂の侵入を防ぐには、シートを張ることも効果的です。物理的に侵入できなくなるので、蜂以外の虫にも効果があります。

しかし、防虫シートを張った状態は、あまり見栄えがよいとはいえません。春から6月頃までの、蜂が巣作りを始める時期限定で使用するとよいかもしれません。もしくは、「ここだけは絶対に作られたくない」という場所に使用して、ほかの対策方法も併用して使うとよいでしょう。

木酢液を活用

蜂は木酢液のにおいが苦手なので、においがする場所を避けてくれます。木酢液は炭を焼くときに発生した煙を液体にしたものです。火を嫌う蜂は、このにおいが嫌いなのです。

使い方は、木酢液を1:1の割合で薄め、スプレーに入れて散布します。または、なにか容器に入れて置くだけでも大丈夫です。

通気口を塞ぐのもポイント!

通気口を塞ぐことによって、天井裏や床下への侵入を防ぎましょう。完全に塞いでしまうと、湿度の調整ができなくなるため、建物の老朽化につながってしまいます。防虫網などを使って、通気口の役割を維持しつつ、蜂の侵入を防ぎましょう。

女王バチを捕まえて巣作りを阻止!ハチトラップの作り方

スズメバチは春になると、女王バチが1匹で巣作りを始め、徐々に巣を大きくしつつ、繁殖していきます。そのため、春のうちに女王バチを捕まえてしまえば、巣は作られないのです。

ハチトラップは市販されているものもありますが、簡単に作ることもできます。ここでは、その作り方をご紹介します。

【材料】
  • 2Lペットボトル
  • 酒300ml
  • 酢100ml
  • 砂糖125g
【作り方】
  1. ペットボトルの上部に2cm四方の正方形の穴を4つあける
  2. 酒・酢・砂糖をよく混ぜ合わせて、ペットボトルに入れる
  3. ペットボトルにハチトラップとわかるような注意書きをする
  4. ハチトラップを仕掛けるためのひもをキャップの下に巻き付ける

【仕掛け方】
庭木などに吊り下げて使います。建物から離れた、直射日光が当たらない場所を選んで仕掛けましょう。高さは2mくらいがよいです。

スズメバチに巣を作らせないためにはこれらの対策が有効ですが、絶対に作られないというわけではありません。では、もしスズメバチに巣を作られてしまったらどうすればよいのでしょうか。

対策したのに巣ができてしまったら……

対策したのに巣ができてしまったら……

スズメバチに巣を作らせない対策をしていたとしても、巣ができてしまうことはありえます。蜂に巣を作られてしまったら、早急に駆除しましょう。

作り始めたばかりの巣なら、自分でも駆除できるかもしれません。自分で駆除できるかどうかの目安は、巣の大きさが15cm以下であることです。もし、自分で駆除しようという人は次のような方法で、十分注意しておこなってください。

【必要な道具】

・白の防護服
蜂は黒い色に対して攻撃性が高くなり、白い色に攻撃性が低くなる習性があります。そのため駆除するときは、白い服を着るようにしましょう。

作業着は厚手のものを選び、上から合羽を着用するとよいです。頭は厚手の帽子やヘルメットをかぶり、隙間や肌が露出するところがないように、タオルなどで覆います。軍手を着用し、長靴を履くのも忘れないようにしましょう。

・殺虫剤
スズメバチに効果がある殺虫剤を選びましょう。

・長い棒
高いところにある巣を落とすために使います。

・懐中電灯
駆除作業は、蜂が活動を終えた日没2~3時間後におこなうことがおすすめです。そのため、夜間の駆除作業には懐中電灯を使うことになります。しかし、懐中電灯をそのまま使っていては蜂に狙われてしまいます。懐中電灯のライトの部分に赤のセロハンを貼ると、光が赤くなり、蜂に狙われにくくなります。

・ゴミ袋
駆除した巣を処分するために使います。

【手順】
  1. 懐中電灯を点滅させながら、2~3m程の距離まで近付く
  2. 殺虫剤を巣の表面にいる蜂、入口から出てくる蜂に噴射する
  3. 蜂が出てこなくなったら、入口の穴から中に噴射する
  4. 点灯させた懐中電灯を地面に置き、誘き寄せた蜂に噴射する
  5. 蜂を駆除したことを確認して巣を落とし、ゴミ袋に入れる

【注意点】
蜂の巣を自分で駆除する以上、蜂に刺される可能性はゼロではありません。これらの作業に不安を感じた人は、迷わず業者に依頼しましょう。また、15cmより大きい巣や、閉鎖的な場所での作業は困難なので、こういった場合も必ず業者に依頼してください。

弊社では、蜂の巣駆除の業者をご紹介しています。ご相談は電話にて24時間365日受け付けておりますので、ぜひ一度お問合せください。弊社がご紹介する業者が、安全に蜂の巣を駆除させていただきます。

まとめ

スズメバチは、雨をしのげる場所や閉鎖的な場所を好み、巣を作る傾向にあります。代表的な場所だと、軒下、天井裏、土や木の中です。

スズメバチに巣を作らせないためには、これらの場所に対策をしてください。対策する方法は、ハチ用スプレー・防虫シート・木酢液・通気口に防虫網を使用する・ハチトラップを仕掛けるなどがあります。

しかしこれらの対策をしても、巣を作られてしまうこともあります。もしスズメバチに巣を作られてしまったら、早急に駆除しましょう。巣の駆除は、作り始めたばかりなら自分でできるかもしれませんが、刺されてしまう可能性があります。蜂の巣の駆除は業者に依頼することをおすすめします。

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