オオスズメバチの巣｜人目に付かない場所に多い！攻撃性・毒性が強い

オオスズメバチは、スズメバチの中でも最大級の大きさを誇ります。攻撃性や毒性がとても強く、危険性の高い蜂です。また、日本国内では北海道から九州までの幅広い範囲に生息しているため、出会ってしまうリスクも高いです。

このコラムでは、そんなオオスズメバチの巣の場所や見た目などをご紹介していきます。また、巣の見た目による蜂の種類の見分け方なども解説していきます。オオスズメバチの巣でお困りの際は、参考にしてみてください。

オオスズメバチの巣は見えない場所にある

オオスズメバチは名前のとおり大型のスズメバチですが、その発見しやすい大きな身体に反して、巣は気づきにくい場所に作ることが多いようです。ここでは、オオスズメバチの巣の場所や見た目などについて、ご紹介していきます。

オオスズメバチの巣は”地中”や”森林”に作られることが多い！

オオスズメバチはおもに、山間部にある森林の地中や樹木の内側が腐ってできた空洞などに巣を作るため、巣を発見するのは簡単ではありません。気づいたらオオスズメバチの巣の目前だったということがないように、山間部の森林に入る際は注意しましょう。

オオスズメバチの巣の見た目

オオスズメバチは周辺の木の樹皮をかみ砕いて、それを薄く伸ばして巣を作ります。そのため、巣の外皮は「茶色やベージュ色と白色の絵の具を混ぜたような縞々のマーブル模様」になることが多いです。

オオスズメバチは攻撃的でとても危険！

オオスズメバチは、スズメバチの中でもとくに攻撃的な性格で、毒性も非常に強いです。7～10月ころは攻撃性が高まりやすく、この時期に山登りをする際はとりわけ注意が必要です。巣が近くにある場合は、出てきたオオスズメバチがアゴをカチカチさせながら威嚇するので、落ち着いてゆっくりとその場を去りましょう。

オオスズメバチの駆除は業者に依頼しよう

オオスズメバチはその攻撃性に加えて毒性も高いため、万が一襲われてしまうと命にかかわるおそれがあります。実際にオオスズメバチによる死亡例は、数多く報告されているのです。そのため、オオスズメバチの駆除を自分でしようとはせずに、業者に任せるようにしてください。

蜂の巣駆除お助け隊では、危険なオオスズメバチの巣の駆除も受け付けています。業者探しでお悩みの場合は、一度ご相談ください。

もし蜂の巣を見つけたら蜂の種類を特定しよう

蜂といってもさまざまな種類があり、それぞれ生態が異なります。そこで、蜂の巣の場所や見た目から、蜂の種類を特定する方法についてご紹介します。また、スズメバチを駆除する際の服装や必要なもの、巣を自分で駆除できるかの目安などもご紹介するので、自分でスズメバチの駆除をするという方は、参考にしてみてください。

まずは”巣の場所と見た目”を確認

蜂は種類ごとに巣の場所や見た目が異なるため、巣から蜂の種類を特定することができます。

<strong・フラスコ型 とっくり型="" 球状="" 卵状="">
多くのスズメバチは、この見た目の巣を作ります。巣の場所が地中の場合は、オオスズメバチやクロスズメバチである可能性が高いようです。屋根裏などの少し暗い閉鎖空間の場合はモンスズメバチ、都市部にある家の軒先などの場合はキイロスズメバチの可能性が高くなります。</strong・フラスコ型>

・平らな板状/ナンのような形状
この形状の巣を作るのはミツバチなどが該当します。閉鎖空間を好むため、壁のすき間に巣を作ることが多いです。スズメバチと比べて攻撃性や毒性は低いですが、巣に蜜をたっぷりため込むという性質上、巣の周りが蜜で汚れてしまいやすいです。

・シャワーヘッド型/花が散ったあとの蓮のような形状
軒下や庭木などにこの形状の巣がある場合は、アシナガバチの巣である可能性が高いです。アシナガバチは比較的おとなしい性格で、むやみに刺激を与えなければ襲ってくることはほとんどありせん。

また、害虫を捕食することから益虫として扱われることもあるため、実害がない限りは駆除せずにそのままにしておくのもいいかもしれません。しかし、スズメバチの巣も外皮のない初期段階では似たような形状であるため、見間違えないように注意しましょう。

蜂の巣を自分で駆除できるかの判断基準

蜂の巣の駆除は命にかかわるおそれもあるため、基本的には業者へ依頼するようにしてください。どうしても自分で駆除をおこないたい場合は、次の判断基準に当てはまるかどうかを考えたうえでおこなうことをおすすめします。

・巣のサイズは大きくないか
蜂の巣は基本的に大きくなればなるほど、蜂の数も増えて駆除の難易度と危険性があがります。蜂の種類にもよりますが、巣のサイズが10～15㎝を超えている場合は、すみやかに業者へ駆除依頼をしましょう。

・巣の位置は駆除しづらくないか
天井裏や床下、壁の隙間、高所などの駆除がおこないにくい場所に巣がある場合は、半端な駆除になりやすく、蜂を怒らせるだけの結果で終わってしまうおそれがあります。そのため、巣の位置を確認して、駆除がしづらいと感じたら業者に駆除を依頼してください。

・巣の形がフラスコ型/とっくり型か（スズメバチの場合）
スズメバチは巣作りの初期段階では、フラスコ型またはとっくり型の巣を作り、そこから巣を拡張して球状の見た目になっていきます。巣作りの初期段階で女王蜂しかいないようであれば、自分で駆除することもできるでしょう。ただ、危険なことには変わりないので、しっかりとした安全対策は必要になります。

スズメバチの巣を安全に駆除するには？

スズメバチは毒性が高いため、万が一刺されてしまうと非常に危険です。駆除をする際は、必ず防護服を着用してください。防護服は自治体でレンタルをしている場合があるので、駆除費用を節約したいという場合には、事前に確認しておきましょう。

殺虫剤を用意する場合は、蜂駆除用のものかピレスロイド系の成分を配合したものを選ぶと効果的です。また、スズメバチは種類にもよりますが7～10月は、攻撃性が高まり危険度も増します。そのため、この時期にスズメバチの駆除をする場合は、業者に依頼するようにしましょう。

スズメバチの巣を駆除するなら業者が安全

スズメバチは巣の大きさや巣の場所によって、自分で駆除することも可能ですが、大きな危険をともないます。たとえ女王蜂しかいない状態の巣であっても、刺されてしまう危険をなくすことはできません。なにより、スズメバチの毒は強力で、死に至るケースもあるのです。安全を考えるのであれば、知識と経験のある業者に任せるのがよいでしょう。

蜂の巣駆除お助け隊では、スズメバチ以外にもミツバチやアシナガバチなど、ほかの蜂の駆除を請け負っている業者も紹介しています。蜂に関するお悩みがあれば、一度弊社までご相談ください。24時間365日無料で、相談を受け付けています。

スズメバチ駆除の費用相場 と業者選びのポイント

スズメバチの駆除を業者に依頼する場合、どれくらいの費用が必要になるのか、気になるところではないでしょうか。ここでは、スズメバチ駆除にかかる費用相場を、ご紹介していきます。また、業者を決めるときのポイントもあわせてご紹介するので、スズメバチ駆除の参考にしてください。

スズメバチの巣駆除を依頼するといくらかかる？

スズメバチの駆除費用は業者によって大きく異なりますが、1～5万円が相場になってきます。一見すると、相場にかなり幅があるように見えますが、これはスズメバチの駆除費用がさまざまな要因によって異なるためです。

いくつかの要因をあげると「スズメバチの種類」「巣の大きさ」「巣の場所」「駆除をおこなう時期」などです。また、業者によって駆除費用の内訳が異なるケースもあります。そのため、詳細な駆除費用を知りたい場合は、必ず業者に見積りを取るようにしましょう。

業者を選ぶときのポイント

蜂駆除は、駆除する蜂の種類によって大きく料金が異なります。スズメバチの駆除をする場合は、危険性が高い分料金も高くなりがちです。そのため、少しでも安い料金で駆除を請け負っている業者に、依頼したいと考える方も多いでしょう。しかし、本当に蜂駆除の料金を抑えたいのであれば、複数の業者で見積もりを取って見比べることをおすすめします。

これは、蜂駆除の料金は先ほどあげたいくつかの要因以外にも「業者ごとの内訳の差」によって変動するケースがあるからです。その例をいくつか見てみましょう。

【Ａ社】

• 1万円で駆除します
• 現地調査は有料です
• 巣の場所によっては追加料金が発生します
• 出張費や巣の処分費は別料金です

【Ｂ社】

• 4万円で駆除をします
• 現地調査は無料です（一部例外有）
• 巣が高所にあっても追加料金はありません
• 出張費や巣の処分費は駆除料金に含まれています
• 巣の駆除後の再発予防もおこないます

このように、業者ごとに内訳が異なっているケースがあるため、業者を比較する際は料金だけでなく作業内容も一緒に見たうえで比べましょう。そうすることで、駆除料金を抑えられるかもしれません。

蜂の巣駆除お助け隊では、お客様のご要望に合わせた業者をご紹介しています。無料見積りをしている業者の、ご紹介もおこなっております。24時間365日ご相談を受け付けているので、まずはお電話ください。