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クマンバチ・スズメバチ・クマバチ…混同しやすい蜂の種類の違いとは

「クマンバチとクマバチは違う」

「クマバチってスズメバチのことでしょ」

「いや、クマバチはクマバチだよ」

という話を聞いたことがあるでしょうか?じつは、地域によってはスズメバチのことをクマンバチと呼んでいることがあります。それを知らないことが原因で、クマンバチ・スズメバチ・クマバチという3つの言葉に関して誤解が生まれてしまうことがあるのです。

このコラムでは、この3つの違いと、クマバチとスズメバチの特徴、駆除について解説していきます。

クマンバチ・スズメバチ・クマバチの違いとは

クマンバチ・スズメバチ・クマバチという言葉について、誤解を生んでいる大きな理由は“クマンバチ”という言葉の存在です。この3つの違いを知るために、 “クマンバチ”という言葉について見ていきましょう。

“クマンバチ”は方言!

クマンバチ・スズメバチ・クマバチの違いとは

クマンバチという種類の蜂は存在しません。しかし、クマバチという種類の蜂は存在します。“クマンバチ”という言葉については諸説ありますが、もともとは“クマバチ”が訛った言葉、あるいは方言といわれています。

誤解を生んでいる原因は、“クマンバチ“の使われ方が地域によって異なることにあります。本来の意味であるクマバチを表す言葉として使う地域もあれば、大きな蜂の総称として使っている地域、さらにはスズメバチのことを”クマンバチ“と呼ぶ地域もあるのです。

“クマ”と呼ばれる理由

そもそも、なぜ異なる使い方がされるようになったのでしょうか。どちらもクマンバチと呼ばれることのある、スズメバチとクマバチ。この2種類の特徴と紐づけることでその答えが見えてきます。

クマバチはその名のとおり、クマのように黒くて大きなずんぐりむっくりの体型で、フサフサのとした体毛が生えている蜂です。その外見を見れば“クマバチ”と呼ばれる理由も納得でしょう。

しかし、一部の地域では“クマンバチ”と呼ばれるスズメバチの外見は黄、またはオレンジ色と黒の縞模様、くびれのあるシャープな体型で毛はほとんど生えていません。クマとは似ても似つかない外見です。にもかかわらず“クマ”の名で呼ばれるのは、その性格に由来していると考えられます。

スズメバチは大きな体と、ひとたび敵と認識すれば躊躇なく攻撃してくる狂暴性と毒を持ち、攻撃されれば命に関わるほどの危険性がある生物です。遭遇するだけで命の危険があるという点から、クマのように恐ろしい存在として、クマンバチと呼ばれるようになったのかもしれません。

熊のような蜂

ここまでの解説で、クマンバチ・スズメバチ・クマバチの3つの違いがなんとなく理解できたのではないでしょうか。“クマンバチ“という言葉は、地域による使われ方の差こそあるものの、「熊のような蜂」という意味で使われていることがわかります。

“クマバチ”と“スズメバチ”はどちらもハチの種類を表す名称、“クマンバチ”は比喩表現がいつの間にか名前として定着したものなのです。

クマバチとスズメバチの見た目と巣の特徴

由来が外見か性格という違いはあるものの、どちらも“クマ”と呼ばれることのあるクマバチとスズメバチ。熊といえば危険な生物というイメージがありますが、クマバチとスズメバチにはどのような危険性があるのでしょうか。

この2種の蜂はその大きさから、互いに見間違われることもあり、危険性と特徴を理解しておかなければ、命に関わる場合もあるのです。ここからはクマバチとスズメバチの見た目と巣の特徴を中心に解説していきます。

クマバチの特徴

クマバチとスズメバチの見た目と巣の特徴

クマバチは、正確にはミツバチ科クマバチ属に属する蜂の総称です。日本には5種類生息していますが、どの種も特徴はほとんど共通しています。

体長は2cm前後で丸っこく、毛の生えた黒い体で、胴体の毛が黄色やオレンジ色でよく目立つのが大きな特徴です。ミツバチ同様花の蜜をエサにしており、山の中よりも街中や郊外の公園や花畑で見かけることが多いでしょう。

習性はほかの蜂と大きく異なり、集団ではなく単独で生活します。強力な顎を使って木に穴を空け、子や孫世代まで使う個室付きの巣を作ることから、英語では“Carpenter bee(大工蜂)”と呼ばれます。

性格は温厚で、無理やり触れない限り攻撃されることはありません。なお、針を持つのはメスだけで毒性も弱いですが、針が太いため刺された際の痛みは小型の蜂よりも強いとされます。

オスのクマバチは春先になるとメスを探し始めるため、動くものを見ると、近くに寄ってメスかどうか確認する習性があります。クマバチに追いかけられた経験がある人がいるかもしれませんが、それはオスのクマバチが、メスかどうか確認しに来ている微笑ましい姿なのです。

スズメバチの特徴

スズメバチはスズメバチ亜科に属する蜂の総称です。日本にはおよそ16種生息しているとされ、種によって特徴が異なります。ここでは平均的な共通する特徴を解説していきます。

体長は2~4cm前後で黄もしくはオレンジ色と黒の縞模様、大きな腹部が特徴です。雑食で、昆虫や小動物の肉、樹液をエサにしています。街中よりも山の中や郊外に生息していることが多く、地中や樹木の周辺、人家の軒下などに、木の繊維を使った階層構造で球形の巣を作ります。

集団で生活しており、巣に近づくだけで外敵と認識する攻撃的な性格をしています。強力な毒を持ち、巣が目立たない場所にあることも多いため、毎年多くの命が犠牲になっています。

温厚なクマバチでも蜂は蜂!

ここまで、クマバチとスズメバチの特徴と解説してきました。スズメバチの危険性とクマバチの意外な一面がご理解いただけたかと思います。

とはいえ、いくら温厚なクマバチでも蜂であることに変わりはありません。針を持つメスに刺されれば、毒性が弱いとはいえ、“アナフィラキシーショック”という蜂毒アレルギーによる致命的なショック症状が出る危険性があるのです。温厚だからといって、いたずらに刺激しないようにしましょう。

クマバチの駆除について

クマバチは温厚とはいえ、刺されれば強い痛みとアナフィラキシーショックのおそれがあります。基本的に危害を加えてくることはないため、仮にお住まいの近くに巣を作られても駆除する必要性はそれほど高くはありません。

とはいえ、小さな子どもがイタズラして刺されてしまうおそれもあるため、状況によっては駆除する必要があるでしょう。クマバチの巣を駆除したい場合は、蜂の駆除業者に依頼するとよいでしょう。

クマバチの巣は木の内部にあるため、中の状況がわかりません。刺激すれば刺されてしまうおそれもあるため、業者に依頼したほうが安全です。

スズメバチの駆除について

もし家の近くなどにスズメバチの巣を発見したら、すぐに駆除しましょう。放置すれば、自分の家族や近隣の住民の命を危険に晒すことになります。

駆除については業者に依頼しましょう。スズメバチの駆除には、防護服や各種の道具が必要です。手順を誤ったり確認不足があったりすると、それだけで命の危険があります。

ただ、巣がまだ小さい場合(15cm未満が目安)であれば自分での駆除も不可能ではありません。ここで簡単に駆除の手順を紹介しましょう。

スズメバチの駆除について

【準備するもの】

  • 防護服(針を通さない厚手で丈夫な服の裾や襟などを塞いだもので代用可)
  • 防護手袋(針を通さない厚手の手袋)
  • スズメバチ用殺虫スプレー
  • 赤色ライト(夜間の作業になるため)
  • ゴミ袋2つ(巣とスズメバチの死骸を入れるためのもの)
  • ほうき、ちりとり

【手順】

外出から戻ったスズメバチに再度巣を作られてしまうのを防ぐため、蜂が全部巣に戻って休んでいるところを狙います。具体的には、日が落ちて3時間以上経ったころが最適とされています。

1.防護服、防護手袋を着用し、周囲に人が近づかないようにしておく

2.巣にゆっくりと、スプレーの有効射程まで近づく

3.スズメバチが出てこなくなるまで巣に向かってスプレーを噴射する

4.完全に出てこなくなったら、巣を除去し、速やかにゴミ袋に入れる

5.ゴミ袋の中の巣にもスプレーを噴射し、袋を密閉

6.巣の周りに落ちた死骸をほうきとちりとりでゴミ袋に入れ、スプレーして密閉

以上が自分で駆除する場合の手順です。

手順は紹介しましたが、自分で駆除できるのはあくまでも巣が小さく、万全に安全対策ができている場合に限ります。万全だと思っても、素人では見落としやうっかりミスのリスクが高いので、基本的には業者に依頼するものと考えましょう。

また、スズメバチは音や早い動きに敏感で、叫んだり慌てたりすると興奮させてしまいます。強い精神力も必要なため、少しでも不安があるなら自分で駆除をするのはやめておきましょう。

業者を選ぶ際は駆除費用や巣が再発した際のアフターフォロー、経験と実績の豊富さなど、複数の業者を総合的に比較して選ぶことをオススメします。命に関わる依頼ですので、経験と実績をもとにした、信頼性の高さを重視すべきでしょう。

“蜂の巣駆除お助け隊”では、弊社に加盟する実績ある蜂の巣駆除業者から、お客様のご希望に沿った業者をご紹介いたします。ご相談はもちろん、複数社での相見積りなど、無料で承りますのでお気軽にお電話ください。

まとめ

このコラムでは、クマンバチ・スズメバチ・クマバチという、3つの言葉の意味や使われ方と由来、見分けるための特徴などを解説してきました。

どちらも同じく“クマンバチ”と呼ばれることもあるクマバチとスズメバチ。空飛ぶ小さな大工の熊であるクマバチと、命を脅かすスズメバチ。混同されてはいても正反対な特徴を持つ蜂です。

しかしどちらの蜂でも、被害を受けるおそれがある場合は駆除すべきでしょう。駆除が必要かどうか見分けるために、今回紹介した内容がお役に立てば幸いです。

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