スズメバチに刺されたら医療機関を受診すべき!毒の危険性も解説!
スズメバチに刺された場合は、時間をかけずにすぐ医療機関で受診することが重要です。スズメバチは強力な毒をもっており、短時間で人を死にいたらしめることもあるためです。
当記事では、スズメバチに刺されたときに、なぜ医療機関の診療を受けるべきなのか、刺されたときの症状や危険性などとともに解説していきます。そのほかにも、スズメバチに遭遇したときの対処法や刺されないための予防策などにもふれています。これから山などの野外に出かける予定のある方は、ぜひご覧ください。
また、スズメバチは人の生活圏でも巣を作ることもあります。もし自宅周辺にスズメバチが巣を作っている場合は、刺傷被害が起きる前に駆除することをおすすめします。もしスズメバチの巣を駆除する業者をお探しであれば、スピーディーに対応できる弊社にご連絡ください。弊社では、蜂の巣駆除をおこなうプロの業者をご紹介しています。
目次
- スズメバチに刺されてしまったらすぐに医療機関で受診すること!
- ポイズンリムーバーはあくまで応急処置
- スズメバチの強力な毒は命にかかわるほど危険!
- スズメバチに刺されたときの症状
- 一度の攻撃で数箇所刺されることがある
- スズメバチの飛ばす毒液は失明する危険がある
- スズメバチに出会ってしまったときの2つの対処法
- 対処方法(1)むやみに動かない
- 対処方法(2)攻撃されたらとにかく逃げる
- 自宅周辺でスズメバチを見かけることが多いなら点検を依頼しよう
- スズメバチに刺されないようにするための予防方法
- 予防方法(1)巣に近づかないこと
- 予防方法(2)明るい服を着用する
- 予防方法(3)匂いの強い香水などは控える
- スズメバチの巣があるならプロの業者に駆除してもらおう
スズメバチに刺されてしまったらすぐに医療機関で受診すること!
結論からいってしまうと、スズメバチに刺されてしまったときは、すぐに医療機関を受診することです。なぜなら、スズメバチに刺されると15分前後で命を落としてしまうケースがあるためです。
スズメバチの中でもオオスズメバチやキイロスズメバチは、とくに攻撃性が高く強い毒をもっています。夏場になると山やキャンプ場などの観光地において、毎年のようにスズメバチによる刺傷事故が起きており、中には刺された人が死亡するというケースも数多くあります。
また、スズメバチには2回目に刺されたときが危険といわれることがあります。しかし、毒性が強い場合や刺された人の体質によっては、一度刺されただけでも重篤化するおそれがあるので注意が必要です。このため、もしスズメバチに刺されたら、すぐに近くの人に助けを求めて救急車を手配してもらいましょう。
ポイズンリムーバーはあくまで応急処置
スズメバチに刺されたときの応急処置のひとつとして、傷口から毒を吸い出すポイズンリムーバーという器具があります。とくにスズメバチの毒はすぐに体内に回ってしまい15分前後という短時間で人を死にいたらしめることもあるため、秒単位で毒を素早く吸い取らなくてはいけません。
ただし、ポイズンリムーバーはあくまで応急処置です。スズメバチに少し刺されただけとそのときは思っても、急に容体が悪化するおそれも十分にあります。スズメバチに刺されたときは、時間をおかずにすぐ医療機関を受診しましょう。次に、スズメバチの毒がどれほど危険なものかについて解説します。
スズメバチの強力な毒は命にかかわるほど危険!
ここでは、スズメバチの毒の危険性やおそろしい習性などについて解説します。これから自然で過ごすような機会があるようなら、自分の身を守るためにも正しい知識を身につけておくべきです。
スズメバチに刺されたときの症状
スズメバチに刺されたときの症状は、蜂のもつ毒性や刺された人の体質によっても異なります。一般的にスズメバチに刺されると、激しい痛みに加え赤く腫れる局所症状があらわれます。しかし場合によっては、スズメバチの毒によってアナフィラキシーショックといわれる急性のアレルギー症状を引き起こして、重篤化することもあるのです。
アレルギー反応が起きてしまうと、激しい痛みや腫れだけではすみません。局所症状だけでなく、全身に症状があらわれるのです。たとえば、吐気や動悸のほかじんましんなどがあげられます。
さらに重篤化すると、急激な血圧低下や呼吸困難などの症状があらわれます。またスズメバチに刺されたときは、自分で車を運転するようなことは絶対に避けなくてはいけません。場合によっては、意識障害が起きることがあり、重大な事故につながるおそれがあるためです。
一度の攻撃で数箇所刺されることがある
人を刺す蜂にはスズメバチのほかにも、アシナガバチやミツバチなどがいます。ミツバチは針に返しがついていることから、一度刺すと体内から針が抜け、刺したミツバチは死んでしまいます。
しかしスズメバチは、一度刺しても針が体内から抜けることがないため、何度も刺すことができるのです。大量のスズメバチに襲われれば、刺されるリスクだけでなく何度も強力な毒を注入されるため、アナフィラキシーショックを引き起こすおそれも高くなるのです。
スズメバチの飛ばす毒液は失明する危険がある
スズメバチの毒針は刺すためだけでなく、毒液を飛ばすこともあります。その毒液が目に入ってしまえば、失明する危険があるほど強力な毒性をもっていることがあるのです。
またスズメバチの毒液には、仲間に敵を知らせる匂いが含まれています。一度毒液をかけられてマーキングされてしまうと、ほかのスズメバチが集まってきて威嚇や警告をせずに、いきなり攻撃を受ける危険性が高くなります。
スズメバチに出会ってしまったときの2つの対処法
野外などを歩いていて、スズメバチと出会ってしまうことがあるかもしれません。しかし基本的にスズメバチは、危害を加えなければいきなり人を見つけ次第攻撃してくることはほとんどありません。スズメバチが攻撃してくるのは、自分たちの巣に刺激を与えられたときなどです。ここでは、スズメバチに遭遇してしまったときの対処法について解説します。
対処方法(1)むやみに動かない
スズメバチが攻撃してくるまでには段階があり、はじめは敵と思われるほうを見てじっと警戒をします。そして、敵と思われるものの周辺を飛び回り威嚇し始め、顎をカチカチ鳴らし大きな羽音を立てます。
このカチカチという音が聞こえた場合は危険です。このときに腕を振り払うと、スズメバチは攻撃を受けたと思い攻撃を仕掛けてきます。さらに敵と認識した場合は、毒液をかけるなどしてほかの仲間を呼び一斉に攻撃してくるのです。
とくにスズメバチが威嚇してくる場合は、近くに巣があることも考えられます。大量の蜂から刺傷被害を受けないようにするためにも、スズメバチに遭遇したときは大きな声や音を立てないようにして刺激しないことが大切です。
対処方法(2)攻撃されたらとにかく逃げる
もしスズメバチの攻撃を受けてしまった場合は、とにかく逃げることです。逃げるときはできるだけ姿勢を低くしておくと、蜂の視界から逃れやすくなることもあります。
また、攻撃を受けた場所から数メートル離れたからといって安心してはいけません。スズメバチの種類によっては、50~80m前後も追いかけてくることがあるのです。
自宅周辺でスズメバチを見かけることが多いなら点検を依頼しよう
スズメバチに刺されないためには、できるだけ蜂が住んでいそうな藪の中などには足を踏み入れないことが大切です。しかしキイロスズメバチやコガタスズメバチなどは環境適応の能力が高く、近年では都市部など人の生活圏でも巣を作るケースが増えています。
もし、自宅などの周辺でスズメバチを見かけることが多いなら、近くに巣を作られている可能性があります。その場合は、蜂による刺傷被害を受けないためにも、スズメバチの駆除などをおこなう業者に点検や調査の依頼することがおすすめです。
「どこに相談したらいいんだろう?」とスズメバチの駆除依頼先がお決まりでない場合は、弊社にお任せください。弊社は、プロの蜂駆除業者をご紹介するサービスをおこなっています。
迅速・安全・丁寧に蜂駆除をおこなう業者をすぐにご紹介させていただきますので、ご安心ください。ご相談・お見積りは無料となっておりますので、お気軽にお電話またはメールをいただければ幸いです。
スズメバチに刺されないようにするための予防方法
スズメバチに刺されないようにするためにはいくつかの予防方法があります。とくに野外で過ごすようなときは、以下のことに気をつけるようにしましょう。
予防方法(1)巣に近づかないこと
スズメバチは、木の枝などに巣を作るとは限りません。むしろオオスズメバチなどは、目線よりもずっと低い藪や土の中にも作ることが多いのです。このため、山道などを脇にそれて藪の中に入ると知らない間にスズメバチの巣を刺激して攻撃を受けてしまうことがあるのです。
スズメバチは巣を守る本能が強いため、少しでも振動を与えてしまえば大量のハチに襲われる危険があります。もしスズメバチが出入りしているような場所を見つけた場合には、ゆっくりその場から離れてスズメバチを刺激しないようにしましょう。
予防方法(2)明るい服を着用する
スズメバチは黒や暗い色に興奮しやすく、目や頭髪を狙って攻撃してきやすいのが特徴です。野外で過ごすときは長袖を着用するなど、できるだけ肌の露出は避けましょう。また明るい色の服装を選び、頭髪も帽子を着用してカバーするようにしましょう。
ただしスズメバチの種類によっては、夜間も活動する種類がいるため気をつけなくてはいけません。このため夜は、白や明るい色が逆に目立ってしまうということも覚えておくべきです。
予防方法(3)匂いの強い香水などは控える
スズメバチは匂いに敏感なため、甘い匂いがするものに寄ってくる習性があります。刺傷事故の例には、飲みかけの缶ジュースにいたスズメバチに気付かず、口元を刺されてしまうという被害も発生しています。このため、山などに出かける際は、香水や整髪料なども控えるべきといえます。
スズメバチの巣があるならプロの業者に駆除してもらおう
もし自宅の軒先や生垣などにスズメバチが巣を作った場合には、できるだけ早めに対処するようにしましょう。巣が大きくなった場合、数百匹のスズメバチが中にいる可能性もあります。
また、巣が直接見えない土の中などの場合は、規模がわからないことからとくに危険です。たとえ巣を作っているのがスズメバチではなくアシナガバチなどであっても、刺されれば重症化するリスクも十分にあります。スズメバチじゃないから簡単に駆除できると、安易に考えてはいけません。
スズメバチの駆除は命の危険もあるため、自分でおこなわずプロの業者に任せるようにしましょう。駆除をおこなう業者であれば、豊富な経験もあり、安全で確実に巣を駆除できるノウハウをもっているはずです。
スズメバチの駆除をおこなう業者をお探しであれば、ぜひ弊社までご連絡ださい。弊社では、スズメバチなど蜂の巣を駆除するプロの業者をご紹介しています。24時間365日受付しているため、迅速に駆けつけて駆除することが可能です。スズメバチによる刺傷被害が出てしまう前に巣を駆除してもらい、安心して過ごせるようにしましょう。
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