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アシナガバチの巣は食べ物があるからできる?巣をつくらせない対策

アシナガバチの巣は食べ物があるからできる?巣をつくらせない対策

アシナガバチを寄せ付けないためには、アシナガバチの食べ物となる毛虫やアオムシなどの昆虫を除去することが大切です。アシナガバチは、こうした食べ物がある場所に巣をつくる習性があるのです。また、ほかにもアシナガバチが巣をつくりにくい環境にしておくことも大切です。

この記事では、アシナガバチが巣をつくりやすい場所や、巣をつくらせないための対策についてご紹介します。この記事を参考に、アシナガバチが巣をつくることを防いで、ご自身の身を守りましょう。

アシナガバチの食べ物があると巣ができるかも

アシナガバチは毛虫など、捕食するエサのある場所に営巣します。生活環境の近くだと、庭木や植木などに営巣することが多いため、これらの環境はアシナガバチが巣をつくらないように対策をしっかりとおこなわなければなりません。具体的な対策方法については、後ほどご説明します。

また、アシナガバチの巣ができる原因は、ほかにもあります。そこで、以下からは、アシナガバチが食べ物以外で巣をつくる原因についてご紹介します。

アシナガバチが食べ物以外で巣をつくる原因

アシナガバチが食べ物以外で巣をつくる原因

アシナガバチが巣をつくる食べ物以外の原因を、以下にまとめました。

【雨風や直射日光が当たらない場所】

基本的に、蜂は雨風が当たる場所を嫌います。羽に水滴が付着すると、うまく飛べなくなってしまうからです。そのため、アシナガバチは、雨風をしのぐことができる軒下などに巣をつくるのです。また、アシナガバチは直射日光が当たる場所を嫌うため、直射日光が当たらないエアコンの室外機の中や、換気扇のフードの中などにも巣をつくることがあります。

【開放空間】

アシナガバチの巣は、木材の繊維に蜂の唾液に含まれるたんぱく質を混ぜてつくられているため、ミツバチやスズメバチの巣と比べると、とても頑丈だといわれています。そうした理由から、アシナガバチは室外機の中や換気扇のフード内などの閉鎖空間だけではなく、ベランダや木の枝などの開放空間にも巣をつくることがあるようです。

アシナガバチに巣をつくらせないための対策

ここからは、アシナガバチに巣をつくらせないための対策についてご紹介します。以下の内容を参考に、対策してみてください。

対策1.アシナガバチの食べ物となるものを除去する

対策1.アシナガバチの食べ物となるものを除去する

先ほどもご説明したように、アシナガバチは毛虫やアオムシなどの食べ物がある場所に巣をつくります。そのため、もしご自宅の庭木や植え込みなどで昆虫を見かけたら、殺虫剤などを使って駆除しておきましょう。

また、昆虫を寄せ付けないために、庭木や植え込みの剪定(お手入れ)をおこなうとよいでしょう。毛虫をはじめとした多くの昆虫は日当たりの悪い場所を好むので、剪定をおこなって日当たりをよくするのが有効なのです。

対策2.誘引剤で女王蜂を捕まえる

蜂は、冬眠から目覚めた女王蜂が1匹で巣をつくります。巣がつくられる前の46月に、誘引剤を使って女王蜂を捕まえれば、巣ができるのを阻止することができるのです。誘引剤を使った罠の作り方を以下にまとめました。

【材料】

  • 2Lのペットボトル
  • 酒・酢・砂糖(酒:巣:砂糖=211の割合)
  • 油性ペン
  • カッターナイフ
  • ヒモ

【罠の作り方】

1.酒と酢と砂糖を混ぜ合わせて誘引剤をつくる

2.ペットボトルの上部の側面に1辺が1.22cmの大きさになるように「H」と油性ペンで書く

3.Hと書いた部分にカッターで切り込みを入れる

4.切った箇所の上の部分をペットボトルの外側に折り曲げ、下の部分を内側に入れ込むように折り曲げる

5.ペットボトルの4分の1程度まで誘引剤を入れる

6.ペットボトルの口にヒモを結んで庭木などにつるしておく

このとき、罠は蜂が飛ぶ高さと同じくらいの2mくらいの高さでつるしておくとよいでしょう。また、家の近くにつるしておくと蜂が家の中に侵入してしまうおそれがあるので、ベランダや軒下などの家の近くではなく、庭木などにつるしておきましょう。

対策3.蜂の巣予防スプレーを使う

蜂の巣予防スプレーには、蜂が嫌がる成分が入っています。そのため、蜂が巣をつくりそうな場所に蜂の巣予防スプレーを吹きかけておけば、巣づくりを予防することができるのです。ただし、時間が経つにつれてスプレーの成分は揮発していき、効果が薄れていきます。蜂の巣駆除スプレーは、定期的に散布するとよいでしょう。

ちなみに、蜂の巣駆除スプレーは、ホームセンターやネットショップで売られています。蜂の巣駆除スプレーを使用して蜂の巣づくりを防止したいという方は、チェックしてみるとよいでしょう。

対策4.木酢液を使う

木酢液(もくさくえき)とは、炭をつくるときに発生する水蒸気を冷却して液体にしたものです。木酢液を蜂が巣をつくりそうな場所に塗っておけば、巣づくりを防止できる可能性があります。木酢液は焦げ臭いにおいがするのですが、蜂はそのにおいを嫌がるのです。木酢液も、ホームセンターやネットショップで売られています。

アシナガバチの巣ができてしまったときの駆除方法

この記事を読んでいる方の中には、「すでにアシナガバチの巣ができている」「対策をおこなったのにアシナガバチの巣ができた!」という方もいらっしゃるかもしれません。

もし巣ができてしまったときには、大きな声を出したり激しく動いたりして、蜂を刺激しないことが大切です。さらに、巣に近づいてしまうと刺されるおそれがあるので、近づかないようにしましょう。

なかには、アシナガバチを自分で駆除するために近づこうとする方もいらっしゃるかもしれません。しかし、自分で駆除することはやめたほうがよいでしょう。その理由について、以下からご紹介します。

自分での駆除は危険!

自分での駆除は危険!

アシナガバチは比較的おとなしい性格のため、自力で駆除できる可能性もあります。しかし、アシナガバチに刺されると、刺された部分が腫れたり、激しい痛みに襲われたりするおそれがあるのです。

また、アシナガバチは強い毒性を持っていて、アナフィラキシーショックを起こしたという事例もあるのです。アナフィラキシーショックとは、重篤なアレルギー症状のことで、発症すると意識障害や血圧の低下、最悪の場合は命を落とす危険もあるのです。こうした理由から、アシナガバチの巣ができても、自分で駆除しないほうがよいでしょう。

巣の駆除はプロに任せよう

アシナガバチを自力で駆除することができないからといって、放置してはいけません。巣を放置しておけば、刺されるリスクが高まるのです。

アシナガバチの巣の駆除は、業者に依頼しましょう。蜂の巣駆除のプロである業者に依頼すれば、安全でスムーズに巣を駆除してもらうことができるでしょう。弊社では、アシナガバチの巣の駆除をおこなう業者をご紹介します。アシナガバチの巣の駆除にお困りの方は、ぜひ弊社までご相談ください。

まとめ

アシナガバチは、食べ物となる毛虫やアオムシなどの昆虫が発生する場所に巣をつくります。巣をつくらせないためにも、アシナガバチの食べ物となる昆虫を駆除しておきましょう。

また、アシナガバチは雨風や直射日光を防げられる場所だけでなく、ベランダや木の枝などの開放空間にも巣をつくることがあります。こうした場所に巣をつくらせないためには、誘引剤で女王蜂を捕まえたり、蜂の巣予防スプレーや木酢液を使ったりするのも有効なので、試してみてください。

もし「対策をおこなってもアシナガバチが発生してしまった」「すでにアシナガバチの巣が家にある」という方は、業者に依頼して駆除してもらうのがよいでしょう。弊社では、アシナガバチの駆除をおこなう業者をご紹介します。24時間365日日本全国で受け付け対応をしているので、ご都合のよい時間帯にいつでもご連絡ください。

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