スズメバチ駆除料金が高いのは当たり前？費用の決め方・安くすむ方法

スズメバチはナワバリ意識が高く、巣の近くをとおっただけで襲われるということも珍しくありません。また、近年では人の生活圏内に巣を作るというケースも増えています。家の軒先や庭木などに巣を作られてしまうと、刺されてしまうおそれがあり、大変危険です。

家にスズメバチの巣ができてしまった場合は、なるべく早く業者に駆除を依頼しましょう。このコラムでは、スズメバチ駆除料金の相場や、料金の決まり方などについてご紹介していきます。スズメバチの巣でお困りの際は、参考にしてみてください。

スズメバチ駆除料金の相場

スズメバチの駆除依頼をするときに気になるのが、駆除にかかる料金でしょう。そこで、ここではスズメバチ駆除にかかる料金相場や追加料金が発生する条件などをご紹介していきます。

スズメバチ駆除にかかる料金相場

スズメバチの駆除料金の相場は、1～5万円ほどです。駆除料金の内訳は業者や作業内容などによって異なりますが、「事前調査の料金」「駆除のための技術料」「殺虫剤の料金」「死骸や巣の処分費」「出張費」などがあげられます。

スズメバチの駆除料金は高めに設定されていることが多い

ハチ駆除業者の料金表を見ると、アシナガバチやミツバチなどのほかのハチに比べて、スズメバチの駆除料金が高いと感じる方もいるかもしれません。実際に、スズメバチの駆除料金は高めに設定されていることがほとんどです。

スズメバチは攻撃性が非常に高い上に、毒性もかなり強いハチです。その攻撃性と毒性の高さから、スズメバチに刺されて亡くなる方は後をたちません。ハチ駆除のプロでも一歩間違えれば命を落とす危険性もあることから、基本的にスズメバチの駆除料金はどうしても高くなりやすいのです。

こんなケースは追加料金も！

スズメバチの巣の駆除を依頼する際は、状況によっては追加料金が発生するケースがあります。追加料金が発生する要素には「駆除をする時期」「巣の場所」「巣の大きさ」などがあります。それぞれの要素について詳しく見ていきましょう。

・駆除をする時期
夏から秋は、1年の中でスズメバチの活動がもっとも活発な時期です。とくに、7～9月は一番巣作りと繁殖が盛んな時期であり、巣を守るために攻撃性が高くなります。そのため、この時期の駆除は難易度が高く、追加料金が発生することが多くなります。

・巣の場所
スズメバチは家の軒下や庭木などに巣を作ることが多いハチです。しかし、ときたま天井裏や壁の中、床下、土の中などに巣を作ってしまうケースがあります。このような場所では、駆除の手間が余計にかかる分追加料金が発生してしまいます。

・巣の大きさ
巣のサイズが大きい場合は、駆除の難易度や必要な殺虫剤の量が増えるため、追加料金が発生します。そのため、駆除料金を抑えたい場合は、巣が大きくなる前に駆除依頼をしましょう。

スズメバチの巣は早めに対処しよう！

スズメバチの中には、巣の引っ越しをおこなう種類がいます。そのため、小規模の巣だからと放置していると家のすぐそばに引っ越ししてきて、そのまま巨大な巣を作られてしまうこともあります。

巣が大きくなってしまうと駆除料金も高くなってしまうため、そうなる前に早めの駆除を依頼しましょう。「蜂の巣駆除お助け隊」では、ハチ駆除のプロをご紹介しています。ご希望があれば即日駆除も可能なので、スズメバチの駆除でお悩みの際は今すぐお電話ください。

知っておこう！スズメバチの駆除費用について

スズメバチの駆除費用の決まり方には、いくつかの要素があります。ここではその要素を紹介していくので、業者に駆除を依頼する際の参考にしてみてください。

【料金の決まり方1】

一口にスズメバチといってもいくつかの種類があり、それぞれ特徴が異なっています。いくつか例をあげるので見ていきましょう。

・オオスズメバチ
名前のとおりとても身体が大きく、毒性や攻撃性がもっとも高いといわれるスズメバチです。その凶暴性の高さから駆除が難しく、駆除料金が高くなりやすい種類です。

・ヒメスズメバチ
スズメバチの中ではおとなしい性格で毒性も低く、駆除料金は比較的安価です。しかし、駆除のしづらい天井裏や床下などに巣を作ることが多いため、追加料金が発生しやすい種類でもあります。

・キイロスズメバチ
都市部でもよく見られる中型のハチです。攻撃性が高い上に大規模な群れを形成することが多くて駆除が難しいため、駆除料金は高めに設定されています。

【料金の決まり方２】

ハチは、さまざまな場所に巣を作ります。そのため、時として駆除が難しい場所に巣を作られてしまうこともあるのです。

高所に巣を作られた場合は脚立や専用の器具が必要になってきますし、足場が不安定な状況での作業は難易度が高いので、料金が高くなりやすいものです。また、壁の中などに巣を作られると壁に穴を開ける必要があるため、工賃が余分にかかることもあります。このように、巣の場所によっては駆除の工程が余計に増えるため、料金が変わってくるのです。

【料金の決まり方３】

巣の規模が大きいほど中にいるハチの数も増えるので駆除が難しくなりますし、駆除後の後処理も増えてしまいます。そのため、巣が大きい場合は駆除料金がより高くなります。裏を返せば、巣が小さければ駆除の手間も少なくなって駆除料金も安くなるため、巣が成長する前に駆除依頼をするのがおすすめなのです。

業者によって料金が違うのはなぜ？

ハチ駆除業者を見比べていると、同じ種類のハチでも業者ごとに駆除料金が異なっていて不思議に思う方もいるかもしれません。よくある原因は、料金内訳の違いです。

業者によっては「事前調査料金」「出張料金」「（巣や死骸などの）処分料金」「高所作業料金」などが別料金になっている場合と、駆除料金にすべて含まれている場合があります。このように業者ごとに内訳が異なるケースがあるため、正確な駆除料金を知りたい場合は必ず業者に確認を取りましょう。

また、ハチは巣が駆除されたあとも、再度同じ場所に巣を作ろうとすることがあります。このような、巣の駆除後に戻ってくるハチのことを「戻りバチ」といいます。

戻りバチを放置していると、再び巣を作られてしまうこともあるため、しっかりと予防をする必要があるのです。業者によっては、この戻りバチの予防が駆除作業の一環に含まれていることもあるため、駆除料金がほかより高めに設定されていることがあります。

作業内容を比較して業者を選ぶことも大事！

スズメバチの駆除費用は、どうしても高くなりやすいものです。そのため、業者を選ぶ際は少しでも駆除費用を抑えたいと考える方もいることでしょう。しかし、業者を選ぶ際は料金だけで選ぶと満足のいく駆除がおこなわれないケースもあるため、必ず作業内容も確認した上で業者の比較をおこないましょう。

「蜂の駆除お助け隊」にご相談いただければ、お客様のご要望に合わせた業者を紹介させていただきます。業者選びでお困りの際は、無料の相談窓口よりお電話ください。

【スズメバチの駆除費用が安くなることも】依頼前に確認しておくこと

スズメバチの巣が近くにあると一刻も早く駆除をしたいと思うかもしれませんが、ちょっと待ってください。もしかしたら、スズメバチの駆除費用を安くできるケースがあるかもしれません。巣の駆除を依頼する前に、次の点を確認してみましょう。

【その１】補助金の対象かも？自治体に相談してみよう

お住まいの自治体によっては、ハチ駆除の際に補助金を支給してもらえるケースがあります。「ハチ駆除に補助金がでるかどうか」や「受け取れる補助金の額」「補助金を受け取るための条件」などは、お住まいの自治体に問い合わせてみてください。

【その２】賃貸なら費用を支払わなくてもいい？大家さんに確認しよう

アパートやマンションによっては、相談すれば大家さんのほうでハチ駆除を依頼してくれることもあります。ただし、賃貸契約の内容によって、ハチ駆除の料金の支払いが入居者と大家さんのどちらになるかは異なるため、事前に確認しましょう。

【その３】業者によって料金が違う！比較してみよう

ハチの駆除料金は業者ごとに異なるため、いくつかの業者に見積りをしてもらって料金を比較するといいかもしれません。「蜂の巣駆除お助け隊」では、無料で見積りをおこなっているため「とりあえずどれくらいの駆除料金がかかるか知りたい」という場合はぜひ一度ご相談ください。