スズメバチの巣は初期が狙い目!自分で駆除する方法や時期を解説
スズメバチの巣は初期の段階であれば、自分で駆除することが可能です。
初期の段階であれば巣の中の働き蜂も少なく、危険性も低いため業者に依頼をしなくても自分で駆除することが可能です。ただし、初期の段階の巣でも、巣が作られている場所によっては自分で駆除することが難しい場合もあります。
初期の段階の巣でも危険性が高くなる場合もありますので、しっかりと危険性も見極めることが重要です。この記事では、自分で駆除できる巣の状態や駆除する方法についてご紹介しています。もし自分でできる巣の状態だと判断したら、チャレンジしてみてください。
目次
スズメバチの巣の駆除は「作りはじめ」が狙い目!
スズメバチの巣を自分で駆除できるのは作りはじめの巣の場合です。スズメバチの巣の初期段階である、作りはじめの巣とはどんな状態なのか、いつ頃に作られるのかを詳しく、ご説明していきます。
作りはじめの巣とは?
春に冬眠から目覚めた女王蜂は、まずは1匹で巣を作りはじめます。そのため作りはじめたばかりの巣には、女王蜂しかいません。巣の大きさは蜂の種類によってさまざまですが、そこに蜂が1匹しかいなければ、それが作りはじめの巣だと判断できるでしょう。
女王蜂は働き蜂よりも攻撃性が少なく大人しいので、駆除の際に刺される可能性も低く比較的安全なのです。そのため、蜂の巣はまだ女王蜂しかいない作りはじめの巣うちに駆除しておくのが理想的です。
スズメバチは4~5月に巣を作りはじめる
スズメバチが巣を作りはじめる時期は、スズメバチの種類によって異なります。種類によっていつ巣作りを始めるかご紹介しますので、参考にしてみてください。
オオスズメバチ……5月中旬〜下旬
キイロスズメバチ……4月下旬〜5月
モンスズメバチ……5月頃
コガタスズメバチ……5月上旬
クロスズメバチ……4月頃
ヒメスズメバチ……5月下旬
この時期なら巣も作りはじめで、比較的安全に駆除できますので、自力での駆除に挑戦してみても良いでしょう。
働き蜂がいる巣の駆除は危険なのでプロへ任せよう!
4~5月の時期をすぎ大きくなった巣の中には多くの働き蜂が生まれています。働き蜂は女王蜂に比べ、攻撃性が高く毒も強力です。働き蜂がいる巣を自分で駆除しようとすると、巣の中の蜂が一斉に襲いかかってくるためとても危険です。
すでに働き蜂がいる巣の駆除は無理をせず業者へ依頼しましょう。弊社ではお客様に代わり全国の加盟店の中から蜂の巣の駆除ができる業者をお探しし、ご案内しています。お電話1本でご案内できますので、お気軽にご相談ください。
スズメバチの作りはじめの巣を自分で駆除する方法
まだ作りはじめの巣であれば、自分でも比較的安全に駆除が可能です。ただし、もしも自分でスズメバチの巣を駆除する場合は十分な安全対策が必要です。女王蜂しかいない巣の場合、襲われる心配はほとんどありませんが、念のため素肌を露出しない格好で駆除をおこないましょう。スズメバチの巣を自分で駆除する際に必要なものや、駆除の手順を解説します。
【服装】
長袖長ズボンといった服装に軍手や帽子などをつけて、できるだけ素肌や頭部が出ていない状態で駆除をおこないましょう。レインコートなどの表面がつるつるしているものを、着ればスズメバチの針が刺さりにくくなるため、あれば着用してください。
また、蜂が足元を刺すこともあるため、運動靴ではなく長靴を履くのをおすすめします。その他に準備するものは以下の2つとなります。
【準備物】
- 殺虫スプレー
- ビニール袋
【作業手順】
1.巣から1~2m離れた場所から巣に向かって殺虫スプレーを噴射します。
2.女王蜂が逃げだしたら棒などで巣を破壊します。
3.破壊した巣はゴミ袋に入れて、燃えるゴミとして処分してください。
女王蜂しかいない巣の駆除は簡単におこなえるため、できるだけこの段階で巣をみつけ駆除するようにしましょう。この段階をすぎて働き蜂の姿が見えるようになってくると、自力での駆除は難しくなりますので、業者への依頼をおすすめします。
弊社ではお客様のご要望にそった業者をお探しすることが可能です。業者選びでお困りなら、お気軽にご相談ください。
スズメバチの駆除費用は巣が小さいほどオトク!
スズメバチの巣の駆除を業者へ依頼する場合の費用相場は2万5千円と高めですが、巣が小さく駆除しやすい場所であれば、相場よりも安くなる可能性があるのです。なぜそのようなことになるのか、スズメバチの巣の駆除費用がどのような基準で決まっていくのか詳しくご説明します。
蜂の巣駆除にかかる費用の決まり方
巣の駆除費用は大きく分けて蜂の種類・巣の大きさ・巣のある場所で変わってきます。それぞれの要素で、どのように金額が決まっていくのかみていきましょう。
・蜂の種類
蜂は種類によって攻撃性や毒性が異なります。攻撃性が高く、毒性が高い種類ほど刺される可能性も高く危険なため、金額が高くなります。スズメバチは蜂の中でも攻撃性が高く、毒性も強いため費用が高くなってしまうのです。
・巣の大きさ
巣が大きければ大きいほど、その中にいる働き蜂の数は多くなります。働き蜂が多いと刺される可能性も高くなり、一斉に攻撃されたときの危険度も高くなります。そのため、巣が大きくなるにつれ費用が高くなっているのです。
・巣のある場所
スズメバチは庭先や軒下などの開放的な場所に巣を作る場合と、屋根裏や床下、壁の間などの閉鎖的な空間に巣を作る場合があります。
屋根に近い軒下に巣を作った場合、高所作業となり駆除が難しくなるため費用が高くなってしまいます。閉鎖的な空間は巣に近づくことが難しく、駆除の際に巣から飛び出た蜂が密集し危険なため費用が高くなる傾向があります。
また、壁の中や床下は巣に近づくために床板や壁の一部を取り除く必要が出てくる場合があります。このような作業の費用は実費として、別にかかってきてしまうため、費用が高くなってしまう原因のひとつとなります。
このように蜂の巣の駆除にかかる費用はさまざまな要因で変わってきます。スズメバチの巣の駆除は危険なので高くなりがちですが、巣が小さく手が届く位置にあるのであれば、安く済むかもしれません
詳しい費用は見積りで確認してみよう!
スズメバチ駆除の費用は巣の場所や大きさなどにより変わってしまうため、詳しい費用を知りたい場合は業者へ見積りを取ることをおすすめします。
その際には1社だけに絞るのではなく、複数社からお見積りを取って費用を比較してみてください。作業内容や費用についてしっかりと吟味し、納得のいく業者へ依頼をしましょう。
お見積りができる業者をお探しなら弊社までお気軽にご相談ください。弊社なら全国の加盟店の中から無料で現地調査・お見積りをおこなう業者をお探しすることが可能です。
お電話をいただければその場で対応可能な業者をお探ししますので、お気軽にご連絡ください。お電話での受付は24時間365日いつでもおこなっております。
スズメバチ駆除の関連記事
- スズメバチの駆除は保健所でも対応可能?業者に依頼した際のメリット
- スズメバチの巣を駆除する方法!業者に依頼時の相場や殺虫剤について
- スズメバチ駆除の服装|防護服はレンタル可能?NG服装や駆除の流れ
- スズメバチの駆除|天井裏(屋根裏)にある蜂の巣はとても危険!
- スズメバチの最大種には日本のオオスズメバチも!生態・身を守る対策
- スズメバチトラップの誘引剤の作り方|ペットボトルで捕獲して駆除
- スズメバチ駆除の役所でのサービス内容|業者に依頼するポイントも
- スズメバチの威嚇行動は攻撃前の警告!正しい対処法で身を守ろう
- スズメバチ駆除は粘着シートが効果的!多くの蜂を捕獲するコツとは
- スズメバチ退治を自分でおこなうのは蜂の巣や時期から見極めよう!