スズメバチの巣の場所を特定する方法を解説!その後の駆除と対策方法
ご自宅付近にスズメバチの巣があるのではないかと疑われたときは、できればご自分で探そうとはせずに駆除業者に相談することをおすすめします。
なぜならスズメバチの巣は屋根裏や草木の茂みの中など、見つけづらいところに作られている場合もあるからです。また、スズメバチの種類によっては土の中に作ることもあります。知らずにうっかり近づいてしまうと襲われてしまうおそれがあるのです。
当記事ではスズメバチが巣を作りやすい場所をご紹介していますので、しっかりと覚えて、近くを通るときは注意するようにしてください。また、実際の駆除作業は大変危険ですので、駆除する場合はプロの業者にお願いするようにしましょう。
目次
スズメバチには巣を作りやすい場所と時期がある
蜂は1年中どこにでも巣を作るわけではありません。活動時期というものが決まっており、その中で『とくに活発になる時期』や『巣を作る時期』などがあります。また、庭木や軒下など、巣を作りやすい場所というものもあるのです。
ここでは、蜂の中でもっとも危険なスズメバチに話を絞って、スズメバチの営巣場所として被害にあいやすいところや、スズメバチの活動時期をご紹介いたします。狙われやすい場所や活動時期を知っておけば、被害を防ぐ可能性は高まりますので、ぜひご一読ください。
蜂の巣が作られやすい7つの場所
スズメバチの中でも『オオスズメバチ』や『キイロスズメバチ』などの種類があります。種類によって巣を作りやすい場所は異なりますが、ここではスズメバチとひと括りにして、被害にあいやすい場所をご紹介いたします。スズメバチの仲間は大半が危険ですので、以下のような場所には注意を払ったほうがよいでしょう。
- 自然豊かな場所(地中や木の根元)
- 軒下
- 床下
- 屋根裏
- 庭木
- 使っていない物置
- 換気フードの内側
このような場所には、巣が作られやすいと考えてください。とはいえ、範囲があまりに広すぎるため、気にしすぎていたら生活することが苦しくなってしまいます。そのため、次の項目でご紹介する活動時期を参考にして、スズメバチが巣を作り始める季節になったら注意するといった考えでいるとよいでしょう。
また、記事の後半『蜂の危険から身を守ろう!【対処法と予防法】』で解説しますので、蜂に刺されないための方法も試してみてください。対処と予防をしっかりとしていれば、場所や時期を気にしながらも、これまでどおりの生活は問題なく送れます。
スズメバチの活動時期
スズメバチの活動時期を理解しておくことは、身を守るためにとても役立つことです。以下が、スズメバチの1年の活動内容になります。
○4月~5月ごろ
スズメバチは春になると巣を作り始めます。この時期に外で見かけるスズメバチは、基本的に女王蜂です。小型の虫や生ゴミを食べることで栄養をつけようとしています。女王蜂単体でいることが多く、冬眠から目覚めたばかりで弱っているため、駆除は比較的簡単です。このころに見かける巣も、まだ作り始めたばかりで小さいため撤去も容易といえます。
○6月~7月前半ごろ
時間が経つにつれ巣が大きくなっていき、働き蜂も続々と産まれていく時期です。まだ働き蜂の数は数十匹ほどですが、巣の周囲を飛び交う蜂は増えます。
○7月後半ごろ~9月
働き蜂の数が数百匹まで増え、巣もしっかりとした形になる時期です。1年の中でもっとも攻撃性が高まる期間になります。働き蜂が飛び交うようになったときから注意を払う必要はありますが、この時期はとくに身を守る対策をしなければなりません。蜂被害にあってしまう人も、この夏ごろに集中しているといってよいです。
○10月~3月ごろ
冬を越すための準備をはじめます。寒くなってくるこの時期はスズメバチの活動も穏やかにはなりますが、それでも夏ごろと比較したらという話でしかありません。1,000匹を超す蜂が巣には生息していることもあり、自身や巣を守るためには襲いかかってきます。
3月終わりごろから春になるまでは、スズメバチは冬眠をするのでめったに見かけなくなるため、刺される心配はまずありません。スズメバチがとくに活発になって危険な時期は、7月~10月ごろまでと考えておきましょう。この時期には、すでに紹介したスズメバチが巣を作りやすい場所には、生活が窮屈にならない程度に近づかないようにしたほうがよいです。
スズメバチを駆除するときは、春ごろがおすすめといえます。女王蜂単体のことが多く、巣も大きくて15センチほどだからです。
大きさが15センチを超えていたり、しっかりとした球体になっていたりする巣には、近づかないようにしましょう。働き蜂も多く、大変危険だからです。費用はかかってしまいますが、できるだけすぐに駆除のプロに依頼しましょう。
蜂駆除のプロをお探しの方で、何か困っていることがございましたら、ぜひ弊社『蜂の巣駆除お助け隊』にご相談ください。多数のプロが加盟しているため、ご相談内容の解決に最適なところをご紹介させていただくことが可能です。お電話お待ちしております。
蜂の巣駆除はプロに依頼しよう!
蜂の大半は針と毒をもっています。攻撃性や毒性の高いスズメバチだけでなく、アシナガバチやミツバチの巣が生活圏で作られてしまったときは、できるだけ早く駆除のプロに依頼しましょう。
しかし、「どこに依頼したらいいかわからない……」「業者って高そう……」と考え、プロへの依頼に抵抗をもっている方も多いかと思います。そこで、ここでは依頼先や費用の抑え方についてご紹介いたしますので、ぜひ参考にしてみてください。
蜂の毒は非常に危険です【アナフィラキシーショックについて】
蜂がもっている毒は、命にかかわるほど危険なものです。とくに『アナフィラキシーショック』というアレルギー症状が起きると、刺されてから15分も経たないうちに心臓が止まってしまうおそれがあります。
アナフィラキシーショックというアレルギー症状は、蜂の毒以外にも、食べもの系のアレルギーでも起きるおそろしいショック症状です。簡単にいってしまえば、アレルギーの原因である抗原が体内に入ってきたときに、すでに体内に作られている抗体が過剰防衛をおこなってしまうことで呼吸困難や急激な血圧低下、心停止などが起きるおそれがあります。
この危険なアナフィラキシーショックは、スズメバチに刺された場合のみ起きることではありません。ミツバチやアシナガバチなど、毒をもっている蜂に刺されたときは起きる危険性があります。
自力で駆除しようとして反撃にあってしまい、万が一毒針で刺されてしまうようなことがあれば、最悪の場合は死んでしまうこともあるのです。だからこそ、巣の場所の把握から駆除まで、プロに依頼したほうがよいといえます。
どこに依頼すればいいの?【依頼先について】
蜂駆除の依頼先は、蜂駆除専門業者・業者紹介業を営む会社・各自治体の3つです。
業者探しに自信がある人は、自分で蜂駆除専門業者に依頼しましょう。「たくさんあるから自分で選べそうにない……」という方は、加盟している蜂駆除業者と相談相手をマッチングする会社に頼るとよいです。希望をできるだけ叶えられるプロを紹介してもらえます。
スズメバチの巣を駆除するときは、まず自治体へ連絡してみるのも1つの選択肢です。自治体の中には蜂の中でもスズメバチに限り、無料で駆除してくれることがあります。無料での駆除はおこなってなくても、助成金をだしているところもあるのです。
しかし、自治体による駆除は、専門業者と比べて作業に時間がかかってしまうといったデメリットもあります。費用か、駆除までの時間か、自分が何に重点を置きたいのかを考えるとよいでしょう。
業者に依頼した際の費用相場【費用を抑えたいときは】
スズメバチの駆除を専門業者に依頼したときの費用相場は『およそ13,000円~50,000円』です。下限と上限にこれだけの差があるのは、巣の大きさや、巣ができている場所によって費用が変動することが原因になります。巣が大きくて蜂が多かったり、高所や閉所など作業が困難な場所にあったりすると、それだけ高額になると考えましょう。
費用を少しでも抑えたいときは、複数の業者から見積りをとって金額を比較することが大切です。最低でも5社くらいから見積りをとれば、解決するための相場がわかりますし、見積りをとった中で最安値のところに選ぶとったこともできます。相見積りをおこなうことによって、後悔のない業者依頼が可能になるのです。
業者探しで何かお困りのことがございましたら、ぜひ弊社『蜂の巣駆除お助け隊』にご相談ください。弊社がご紹介させていただくプロの多くは、調査・見積りを無料でおこなっています。お電話お待ちしております。
蜂の危険から身を守ろう!【対処法と予防方法】
蜂の危険から身を守るためには、『黒系統の服を着ない』『甘い香りの柔軟剤の使用を避ける』といった対処法や営巣を防ぐための予防法を知り、実践する必要があります。ここでは、蜂被害を防ぐためのポイントをいくつかご紹介いたしますので、ぜひ試してみてください。
蜂に刺されないために気をつけたいポイント
蜂から身を守るためのポイントは、スズメバチやアシナガバチなどの種類で異なるようなことはありません。以下で、代表的な防衛方法をご紹介いたします。
○黒系統の服を避ける
スズメバチをはじめ、蜂は黒色に刺激を受ける生き物です。刺激を受けた蜂は臨戦態勢に入り、最悪の場合は攻撃してきます。蜂被害を防ぐという目的なら、黒系統の服は避け、白や水色など淡い色の服を着用しましょう。また、頭髪の色が黒い場合も注意が必要です。黒い髪の人は、帽子などで隠すようにしましょう。
○匂いの強い柔軟剤や香水・整髪料の使用を避ける
柔軟剤や香水の中には、蜂を刺激する成分が含まれているものもあります。また、甘い香りのものは、蜂が蜜などのエサだと勘違いして近寄ってくる原因にもなります。蜂被害防止という意味では、無香料のもの、もしくは匂いが弱いものを選びましょう。
○飛んでいる蜂や巣に近づかない
蜂が相手を襲う動機の大半は、自分自身や家族のいる巣を守るためといわれています。そのため、単体でいる蜂を見かけたときや、巣を発見したときに、興味本位で接近するような真似は絶対にやめましょう。とくに、スズメバチは攻撃性も毒性も高く、蜂の中でもっとも危険です。スズメバチの場合は、スズメバチの巣がある場所と噂されているような区画には、特別な用事がない限り近寄らないでおきましょう。
○洗濯物に紛れている場合がある
外に干した洗濯物に、蜂が止まっている場合があります。気がつかずに蜂ごと洗濯物を取り込んでしまうと、家の中を蜂が飛ぶことになってしまい、大変危険です。外に干した洗濯物は、必ず蜂が止まっていない確かめてからしまうようにしましょう。
蜂被害にあわないための代表的な防衛方法を、全部で4つご紹介しました。どれも簡単なことです。蜂の動きが活発化する7月ごろ~10月ごろには、ぜひ試してください。
巣を作らせないための予防法
蜂の被害にあう危険性は、巣を作らせてしまうと一気に高まります。そのため、蜂に営巣させないための方法を知って、被害を防ぐようにしましょう。以下が予防法の具体例です。
○巣が作られやすい場所に市販の駆除スプレー・忌避剤を散布する
市販されている蜂駆除スプレーや忌避剤には、あらかじめ散布しておくと蜂が寄り付かなくなる効果があります。建築物の軒下や床下、庭一帯など、蜂の巣が作られやすい場所へ定期的に散布しておくことで、営巣を防げる可能性が高まるのです。
○庭木を剪定したり、使っていない物置などを整理したりする
蜂の種類の中には、人通りの多い都会のど真ん中でも平気で営巣するものがいます。しかし基本的に、蜂の多くは木々が多い場所に巣を作るものです。そのため、手入れしていなくて枝葉が茂っている庭木がある場合は、剪定してスッキリさせましょう。巣を支えられるほどの枝がない庭木ばかりにすれば、営巣される可能性も低くなるからです。
また、使用していない物置などの中にも巣を作ることがあるため、物置が庭に設置してある場合は定期的に蜂の出入りの有無を確認しましょう。蜂が出入りしていれば、駆除スプレーを散布したり忌避剤を置いたりして対策するとよいです。
こういった予防策をとることによって、蜂の巣ができてしまう危険性を下げることはできます。しかし、危険性がゼロになることはありません。しっかりと予防していても、巣を作られてしまうことはあるのです。
もし巣が作られてしまったときは、適切な方法で迅速に駆除しなければなりません。巣の駆除は自力でもやることは可能ですが、なるべく駆除のプロに依頼することをおすすめします。なぜなら少しのミスによって、毒針で刺されてしまうそれがあるからです。刺されてしまえば、最悪の場合はアナフィラキシーショックを起こし、死んでしまいます。命を守るためにも、優秀かつ信頼できるプロによって、徹底的に駆除してもらいましょう。
とはいえ、全国にたくさんの業者があることから、業者選びに慣れていないと自力で優良業者を見つけ出すことは難しいです。そこで、ぜひ弊社『蜂の巣駆除お助け隊』のサービスを活用していただければと思います。
弊社では、ご相談を受け次第、トラブル解決に最適と思えるプロを、加盟業者の中からご紹介しております。お電話1本で、自分の希望にあったプロとつながることができるのです。
弊社のサービスを活用していただければ、業者探しに時間をとられることはありません。日々の生活で忙しい中、起きてしまったトラブルを迅速かつ的確に解決する手助けを、ぜひさせていただければと思います。24時間、年中無休で、お電話お待ちしております。
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