蜂駆除業者の賢い選び方|費用相場・確認したい危険な蜂の基礎情報!
蜂の巣はある日突然、自宅の庭やベランダで発見することも少なくありません。初めて遭遇してしまった場合、駆除をどこに頼めばいいか、どれくらいの料金がかかるのか、不安になりますよね。
蜂の巣の駆除は蜂の種類、巣の大きさ、巣が作られた場所によって異なります。業者への依頼のしかたがわからないというかたのために、ここでは蜂の巣業者の探し方や料金、蜂の特徴についてご紹介していきます。料金を安く抑えるコツもこっそりお教えします。
目次
蜂駆除業者に依頼!気になる時間と費用
蜂の巣を見つけたら、早急に駆除しないといけません。そんなときは蜂の巣駆除業者に依頼することを検討されるのではないでしょうか。ただ、業者に依頼したことがなければ、費用やどれくらいの時間で対処してもらえるのかなど気になることも多く、できるだけ早く頼むべきなのに迷ってしまう方もいらっしゃるかと思います。
ここでは、蜂の巣業者に依頼した場合の気になる時間と費用をご紹介します。これまで駆除業者に依頼したことがないから、依頼に抵抗感があるという方は、ぜひご一読ください。
業者に依頼したら何分くらいで来てくれるの?
蜂の巣は危険をともないますので、発見したらできるだけ早く駆除してもらいたいものです。蜂の巣駆除サイトをみてみると、ほとんどの駆除業者が即日対応をしてくれるようです。
また、最短で30分で伺いますとうたっている業者もあります。24時間電話対応しているところが多いので、まずは電話で相談してみましょう。お住まいの地域や蜂の巣の状況などを伝えれば、どれくらいで来てもらえるかを教えてもらえます。
蜂の巣駆除料金って高い?
家にできてしまった蜂の巣……。どういうところをみれば大体の蜂の駆除費用がわかるのか、費用の決まり方と費用相場をそれぞれみていきましょう。
・費用の決まり方
蜂の巣の駆除費用は、蜂の種類、巣の大きさ、作られた場所によって決まります。まず、蜂の種類による費用の変動についてですが、一般的にスズメバチの駆除料金が一番高く、次にミツバチ、アシナガバチというように料金は変わっていきます。蜂の危険度によって、料金を決定しているところが多いということです。
さらに、巣の大きさによっても費用は変わってきます。小さいほうが安く、大きくなるにつれて料金も高くなります。巣が成長していると蜂の数も多く、作りも頑丈になっていて、作業の危険度が増すためです。
最後に、巣が作られた場所についてですが、巣の状況によっては追加料金がかかってしまう場合があります。軒下や木の上など比較的見えやすく、高さもあまりないところに作られた巣などは料金も増えません。
しかし、床下や天井裏、高いところにある巣など、作業が難しい場所にある場合は、費用も高くなるようです。
・費用相場
蜂の巣駆除の費用相場ですが、大体8,000円~30,000円くらいが相場になります。業者によって費用相場は違いますが、スズメバチ、アシナガバチ、ミツバチに分けて料金が設定されている場合が多いです。スズメバチは大体15,000円以上、アシナガバチやミツバチは8,000円以上の料金設定が多いといえます。
ただし、これはあくまで費用の相場になります。先に述べたとおり、巣の状況などによって料金は変わってきます。また、業者によっては出張費や交通費、駐車場代なども別途かかってくる可能性がありますので、見積りは必ずとりましょう。電話で蜂の種類や巣の大きさなどを伝え、現地調査をして見積りを出してもらうのが一般的な流れになります。
業者の選び方がわからない!という場合は
インターネットなどで蜂の巣駆除業者を検索すると、本当にたくさんの業者が出てきます。値段の安さなどで適当に業者を選んでしまうと、あとで高額な追加料金を請求されたり、駆除が不十分で別の業者に改めて依頼する必要ができたり、というリスクがあります。
弊社では、多くの業者と提携しているため、ご要望に合った駆除業者を手配できます。24時間365日電話で蜂の巣駆除のご相談を受付しております。最短で駆けつけてくれる高い技術をもった業者をご紹介させていただきますので、業者選びに困ったときにはぜひご相談ください。
蜂駆除料金を抑える方法もある!
いきなり作られてしまった蜂の巣を駆除する費用は、想定外の出費です。できるだけ安く抑えたいですよね。蜂の巣の駆除料金を抑える方法はいくつかあります。業者に依頼する前に一度確認しておきましょう。
スズメバチ駆除には補助金が出るかも?
蜂の巣の駆除を自治体がおこなっている地域があります。その場合、申請すれば料金を負担してもらえたり、役所の人が来て駆除をしてくれたりします。しかし、補助金はどこの自治体でも出しているものではなく、地域によってサービスが異なります。まずは、ご自身がお住まいの地域の自治体が駆除をおこなっているか、駆除費用の補助金を出しているかを確認してみましょう。
自治体に相談するメリットデメリット
自治体で蜂の巣駆除の補助があれば嬉しいですね。ただし、相談する場合はメリットとデメリットがあります。以下でそれぞれについてご紹介します。
〇メリット
・費用がかからない、または一部補助してもらえ、費用負担が軽減される
〇デメリット
・役所に依頼するには申請書など準備が必要で時間がかかる
・アシナガバチ、ミツバチは駆除対象外であることが多い
・専門家ではなく、役所の職員が駆除する場合がある
・アフターフォローまでしっかりされないことが多い
最大のメリットは費用面です。とくにスズメバチの駆除は危険をともないますので、駆除業者に依頼した場合はそのぶん料金も高額になってしまいます。その点、自治体では、スズメバチ限定で駆除のサポートがあるところが多いため、スズメバチの巣が作られた場合は必ずチェックしましょう。
費用は抑えられますが、デメリットもいくつかあります。まずは自治体に相談し、蜂の巣の危険度や生活への影響なども考えて自分に合った対処の仕方を選ぶことも大切です。
料金比較して安い業者に依頼する方法もある
業者に依頼する場合、何社か見積りをとって比較してみましょう。蜂の巣駆除はそれぞれのケースで料金が異なります。実際に見積りをとって、作業内容と料金を比較することができれば、より安い費用で駆除してくれる業者を探し出すことができます。現地無料見積りをおこなっている業者もありますので、3社以上から相見積りをとることがおすすめです。
業者に依頼する場合の注意点
蜂の巣駆除作業は危険をともなう作業ですので、費用の安さだけを重視するのではなく、その業者の技術力や信頼性を見極めることも重要です。公式のホームページなどで、口コミや技術力についても確認しましょう。また、見積りの作業工程もしっかり比較し、アフターフォローがしっかりしているか、追加料金が発生しないかなどもチェックしてください。
弊社ではお客様の要望に合わせて、信頼できる業者をご紹介できます。見積りは無料でさせていただきます。まずはお気軽にお電話ください。
【駆除前に知っておきたい】とくに危険な蜂は何?
蜂の巣駆除をおこなう前に、蜂の種類や生態について知っておくことも大切です。とくに危険な蜂を知っておけば、どれだけひっ迫した状況かを把握できるため、早めの対処につながります。ここでは蜂の種類による生態の違いや、とくに危険とされる蜂の特徴などについてご紹介します。
刺す蜂3種類を確認!
私たちが見かけることが多いハチには、ミツバチ、スズメバチ、アシナガバチがいます。この3種はすべてお尻に針をもっているため、刺されるおそれがある蜂です。それぞれの特徴を簡単にみていきましょう。
・ミツバチ
はちみつを作り出してくれる蜂です。体はずんぐりむっくりで、丸く小さめ。巣は板状で最大1メートルにもなります。性格はおとなしく、こちらから危害を加えなければ滅多に刺されることはありません。ただ、こちらから刺激をすることによって攻撃してくることもあります。
ミツバチは1回刺すと死んでしまいます。皮膚に刺さった針は抜けなくなり、そこから強いにおいを発して仲間を呼びます。ミツバチに集団で襲われて何回も刺されることで、アナフィラキシーショックを起こし、命を落としてしまうこともあります。
・アシナガバチ
細長い体つきで、黄色っぽい色をしています。飛び方に特徴があり、長い脚を垂れ下げてフラフラと飛んでいます。巣はおわん型で巣穴が見えるタイプのものが多いのが特徴です。
あまり知らない人も多いかもしれませんが、アシナガバチも性格は温厚とされています。そのため、とくにこちらから危害を加えなければ襲われることはありません。
しかし、巣を刺激したりすると攻撃してきます。アシナガバチも毒針をもっており、その毒は種類によってとても強いものになります。
・スズメバチ
3種の中で、一番凶暴です。動きも素早く、巣に近づくだけでも襲い掛かってくることがある危険な蜂です。体色はオレンジ系のものが多く、腰がくびれているのが特徴です。巣は丸い形状をしていて、巣穴は外からみえません。
スズメバチの針は何度も刺すことができ、刺されるたびに毒の効果が増していきます。また、毒針から毒を噴射してまき散らすこともできるため、目や口からも毒が入ってしまうおそれがあります。刺されるとアナフィラキシーショックを起こし、毎年スズメバチに襲われて死亡する被害が出ています。
とくに危険なスズメバチにも種類がある!
スズメバチの種類もいろいろありますが、とくに被害件数の多いスズメバチに、オオスズメバチ、キイロスズメバチ、モンスズメバチがいます。それぞれの特徴をみていきましょう。
・オオスズメバチ
日本の蜂の中で最大の蜂。体調は大きいもので40ミリメートルほどになります。巣は木の穴の中や土の中の空洞に作ることが多く、ミツバチや他のスズメバチを襲い全滅させることもあります。気性が荒く、夏の終わりから秋にかけてはさらに攻撃性が増すため、注意が必要です。
・キイロスズメバチ
体全体がオレンジがかった黄色で、飛んでいるとほぼ黄色一色に見えます。大きなもので25ミリメートルほどと、オオスズメバチよりもだいぶ小さめです。しかし、攻撃性は高く、巣に近づいたりすると大変危険なので、体が小さくても侮ってはいけません。
都市部や民家の軒下や屋根裏などにも巣を作るため、私たちが接触する機会も多く、襲われる被害が一番多いスズメバチです。また、巣が手狭になると、より広い場所へ引越しをおこなうため、いきなり大きな巣ができてびっくりすることもあります。活動期間も長く、11月に入っても働きバチは活動しています。
・モンスズメバチ
大きさは28ミリメートル前後で、キイロスズメバチより少し大きいくらいです。岩の隙間や木の穴、天井裏や壁の隙間などに巣を作ります。運動能力が高く、夜も活動を続けます。キイロスズメバチ同様、攻撃性が高く、巣が手狭になると引越しをするタイプの蜂です。
アシナガバチも油断できない!
アシナガバチの性格は穏やかで、農家などでは害虫を捕食するため、益虫として重宝されています。しかし、温厚なアシナガバチも毒針をもっており、刺されると命に関わります。また、6月から8月にかけてはアシナガバチの行動が活発になる時期ですので、遭遇することが多くなり、刺されるおそれもあります。
家の軒下やベランダに巣が作られてしまった場合、自分で駆除することは大変危険です。アシナガバチの巣はとても頑丈に作られているため、むやみに駆除しようとして失敗すれば蜂の大群に囲まれて刺されてしまいます。アシナガバチの巣であっても油断せずに、しっかりと準備して駆除するか、業者に依頼しましょう。
間違った対応は蜂を凶暴化させる…
蜂は間違った対応をしてしまうと、凶暴化し大変危険です。蜂が自分の周りをゆっくり離れず飛んでいる……という場合は、近くに蜂の巣があるのかもしれません。周りを飛んでいる蜂を手で払いのけるなどの刺激をすると、蜂がフェロモンを発散し、仲間を呼ぶため集団で襲われてしまいます。
誤って蜂の巣に近づいてしまった場合は、身をかがめてゆっくりとその場から離れましょう。また、蜂は強いにおいに敏感です。香水や制汗スプレー、柔軟剤などのにおいが蜂を興奮させてしまうこともあります。また、黒いものにも反応するため、黒い服を着ていると襲いかかってくる場合があります。
蜂の生態をしっかり把握せずに独自で駆除することは大変危険です。失敗すると命に関わりますので、信頼できる業者に依頼して安全に駆除をおこないましょう。弊社でも、蜂の巣駆除の経験豊富な業者をご紹介させていただきます。365日24時間電話でご相談を受け付けておりますので、お気軽にご相談ください。
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