ベランダに蜂!巣を作ろうとしている?作りかけ?自力で対処する方法
ベランダは洗濯物を干したり、ちょっとしたガーデニングを楽しんだりするために多くの方が日常的に利用する場所だと思います。そんなベランダで蜂がうろついていたら怖いですよね。蜂がベランダ付近で飛んでいたら、もしかしらた巣作りをする場所を探しているのかもしれません。
そこでこのコラムでは、ベランダに巣を作る蜂の種類や巣を作られないようにするための予防法についてご紹介していきます。また、巣がすでにできてしまったという方向けに、自分で巣を駆除できるかどうかの判断基準や駆除の手順なども解説していきます。ベランダ付近の蜂でお悩みの際は、参考にしてみてください。
ベランダで蜂がウロウロ…どうする?
ベランダ付近で蜂が飛び回っていたら、巣作りをするのによい場所を見繕っているおそれがあります。蜂は雨風を防げる場所に巣を作る傾向があるため、ベランダは蜂にとって好立地になりやすいのです。
蜂が近くを飛び回っていたら怖いと思うかもしれません。しかし、怖いからといって大きな声を出したり、別の場所へいくように手で払ったりすると蜂を怒らせて刺されてしまうこともあるのです。
蜂の攻撃性は多くの場合、自分の身や巣を外敵から守るために発揮されるものです。巣作りの場所を探している段階では、こちらから蜂を刺激しない限りは攻撃される危険性も低いため冷静に様子をうかがいましょう。
【ベランダに巣を作りやすい蜂の種類】
蜂の生態は種類ごとに異なり、巣を作る場所もさまざまです。その中でも、ベランダに巣を作りやすい蜂には「アシナガバチ」と「キイロスズメバチ」などがあげられます。
アシナガバチは比較的おとなしい性格であるため、過剰に怖がる必要はありません。しかし、キイロスズメバチは攻撃性が高く、毒性も強いため警戒が必要です。
ベランダで蜂がウロウロしていても無理に追い払おうとせずに、ゆっくりとその場を離れ落ち着いて様子見をしてください。もし、頻繁に蜂が付近を飛び回っているようであれば、ベランダ周辺に巣があるかもしれません。
「蜂の巣が近くにあるかもしれない」と思った場合は、業者に一度現地調査をおこなってもらうことをおすすめします。現地調査をしてくれる業者をお探しの場合は、蜂の巣駆除お助け隊にご相談ください。
ベランダに蜂の巣を作らせないために
ベランダは蜂にとって、巣作りに適した場所です。しかし、ベランダのような普段から利用する場所に巣ができてしまうと大変困りますよね。そこで、ここではベランダに蜂の巣を作らせないようにするための予防策をいくつかご紹介していきます。しっかりと対策を取って、蜂の巣作りを予防しましょう。
【ベランダをしっかり掃除しておく】
蜂は、風雨を避けられる場所に巣を作ります。そのため、ベランダが散らかっていて蜂が風雨を避けられる場所が多くあると、巣を作られやすくなってしまいます。とくに、ベランダでガーデニングをしている方は、ガーデニング用品をしっかり整理するようにしましょう。
【香りの強いものに注意する】
蜂は、強い香りに惹かれて寄ってやすいです。そのため、香りの強い洗剤や柔軟剤を使用していると、干している洗濯物に蜂が寄ってきやすくなります。また、ガーデニングで果物を栽培していると、その香りに釣られて寄ってくるケースもあるため注意しましょう。
【防虫ネットを利用する】
防虫ネットでベランダをカバーしておけば、蜂が侵入してくるのを防ぐことができるため、巣作りの予防にもなります。殺虫成分入りのネットを利用すれば、より効果的です。
【蜂の苦手なニオイを利用する】
蜂はミントのニオイを嫌うため、ハッカ油などをベランダにまいておくと蜂が寄りつきづらくなります。また、煙のニオイも苦手なので木酢液も効果的です。しかし、木酢液はニオイが強いため、ベランダで洗濯物を干している場合はニオイ移りの面からあまりおすすめできません。
ベランダで蜂の巣を作り始めていたら?
すでにベランダに蜂の巣ができている場合は、なるべく業者に駆除を依頼した方がよいです。しかし、場合によっては自分で駆除が可能なケースもあります。自力で巣の駆除をしたいという方は、次の点に当てはまる場合のみにしましょう。
- 駆除する蜂がスズメバチでない。
- 巣のサイズが小さい(10cm以下が目安)。
- 巣が駆除しやすい場所にある。
該当しない項目がある場合は、安全に駆除をするのが難しくなるため自力での駆除はおすすめしません。
【準備するもの】
・防護服
厚い服の上にカッパを羽織って、長靴/軍手/ゴーグル/ヘルメット/マスクなどを身に着けることで代用することも可能です。しかし、安全に駆除をおこなうのであれば防護服を着用することをおすすめします。
・殺虫剤
蜂用の殺虫剤はホームセンターなどで購入可能できます。蜂に有効なピレスロイド系の成分が入っているものであれば、ハエや蚊などの害虫用殺虫剤でも代用可能です。
・ゴミ袋
駆除した蜂の死骸や巣を入れるために必要です。巣や死骸は、お住まいの市や自治体のルールに従って捨ててください。
【駆除の手順】
①少し離れた位置から巣に向かって、殺虫剤を噴射する。
②攻撃してくる蜂に殺虫剤をかけつつ、距離を詰める。
③蜂が攻撃してこなくなったら、近距離から巣に直接殺虫剤を噴射する。
④少し様子をみて襲ってくる気配がなくなったら、巣を除去してゴミ袋へ入れる。
蜂駆除を業者に依頼した方がよいケース
蜂駆除は危険な作業で、ときには命にかかわることもあります。そのため、次の場合は業者に駆除を依頼することをおすすめします。
- 蜂の種類がわからない。
- 駆除する蜂がスズメバチである。
- 巣のサイズが大きい。
- 駆除をする時期が夏~秋である。
- 高所や狭所などの駆除しづらい場所に巣がある。
いずれかの項目に該当する場合は、迷わずに業者に駆除を依頼しましょう。万が一、どの業者に駆除を依頼すればいいのかわからないという場合は、蜂の巣駆除お助け隊の無料窓口よりご相談ください。
蜂の巣駆除お助け隊では、依頼者のご要望に合わせて業者の紹介をしています。夜間や土日祝日の対応はもちろん、最短即日駆除も可能です。ご相談の受付は24時間365日おこなっているため、お気軽にご利用ください。
まとめ
ベランダで蜂が飛んでいると、怖いと思うかもしれません。しかし、怖いからとこちらから手を出してしまうと刺されてしまいかねないため、落ち着いて様子をみてください。ベランダに巣を作りやすい蜂には「アシナガバチ」や「キイロスズメバチ」などがあげられます。
ベランダは、蜂にとって巣を作るのによい環境なため、巣を作らせないためにもしっかりと予防をおこないましょう。また、巣ができてしまった場合はできるだけ業者に駆除依頼をすることをおすすめします。
蜂駆除業者をお探しの際は、蜂の巣駆除お助け隊にご相談ください。相談はいつでも受け付けているため、弊社へのお電話お待ちしております。
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