【蜂の巣駆除】スプレーを使った駆除方法や業者の費用相場をご紹介

蜂の巣を駆除したい場合、業者に依頼する前にその他の手段で駆除できないか確認してみましょう。なぜなら、蜂の巣の状態によっては自分で駆除できることがあるからです。また、市役所によっては対応してもらえる場合もあるので一度確認してみるよいいでしょう。

当記事では、蜂の巣を駆除する3つの方法や自分で駆除するときの手順・注意点について詳しくご紹介しています。また、業者に依頼するときの費用相場についてもお教えしますので、蜂の巣を駆除したいという方はぜひ参考にしてみてください。

蜂の巣を見つけたときの駆除方法は3つ！

蜂の巣を見つけたときは、自分で駆除をする・市役所に駆除を依頼する・プロの業者に駆除を依頼するといった3つの方法があります。この章ではそれぞれの駆除方法の特徴について解説していきます。

【1】自分で駆除する

準備をしっかりとおこなえば、自分で蜂の巣を駆除することができます。しかし、以下のケースの場合は危険なので、自分で駆除をせず業者に依頼をするなどの対処をしましょう。

・蜂の種類がスズメバチの場合

スズメバチは、ミツバチやアシナガバチに比べて危険性が高いといえます。スズメバチの攻撃性は高く、巣に近づいたり、身の危険を感じたりすると攻撃をしてきます。自分で駆除をするのは大変危険なのでやめておきましょう。

・巣の大きさが15cm以上の場合

巣の大きさが15cm以上になると、蜂の数も増えるので自分で駆除作業をおこなうのは危険だといえます。

・巣の場所

巣が軒下やベランダなどの開放的な場所にある場合は作業がしやすく、万が一のときにもすぐに避難ができるので比較的安全に自分で駆除をおこなえます。

対して床下や屋根裏といった閉鎖的な場所に巣がある場合、せまくて作業がしづらくなります。逃げ場がないので蜂が密集し、集団で刺されるリスクも高まりますので、自分で駆除の作業をするのは大変危険です。

また、巣が高い場所にあって所にあり、はしごなどを使って作業をする必要がある場合も、転落などの危険を伴います。閉鎖的な場所や手の届かない場所に巣がある場合は、業者に依頼をしたほうがいいでしょう。

【2】市役所に駆除を依頼する

市役所に相談をすると、蜂の巣を駆除してもらえる場合があります。その場合は、無料で駆除をしてもらえたり、駆除費用の一部を補助してもらえたりといったメリットがあります。そのほかにも、業者の紹介や防護服の貸し出しをおこなっているところもありますので、一度相談してみるといいでしょう。

しかし、対応は自治体によって異なりますので、市役所のホームページなどで確認してみてください。

【3】プロの業者に駆除を依頼する

業者に依頼をすれば、安全ですばやく駆除をしてもらえます。自分で駆除するのが難しいスズメバチの巣や、巣の大きさが15cm以上の場合、巣の場所が高所などの場合でも、業者なら駆除することができます。

また、蜂の巣駆除を市役所に相談をする場合、基本的には窓口に出向いて手続きをする必要があります。対応までに日数がかかってしまうこともあるでしょう。対して業者に直接頼めば、電話1本ですぐに駆け付けてくれるところもあります。

弊社では蜂の巣駆除に関するご相談を24時間365日お電話またはメールにて受け付けしております。自分で蜂の巣を駆除するのが難しいといった場合でも弊社にご相談いただきましたら、お客様のご希望に合った業者に選定をしてまいります。

また業者に依頼した場合の費用相場については、「蜂の巣駆除を業者に依頼したときの費用相場」で解説していますので、ぜひ参考にしてみてください。

蜂の巣を自分で駆除する方法

先ほどの章の【1】自分で駆除するのところで紹介したように、自分で蜂の巣を駆除したいと思ったときには、いくつかポイントがあります。

• 蜂の種類がスズメバチではない
• 巣の大きさが15cm以下
• 巣のある場所が軒下やベランダなどの開放的な場所

このような場合は、しっかり準備をおこなえば比較的安全に駆除ができることがあります。しかし、自分で蜂の巣駆除をおこなうのは危険が伴いますので、十分注意をしてください。

おすすめの時間帯

蜂の巣駆除におすすめの時間帯は、日没の2～3時間後です。なぜなら、夜になると蜂は視界が悪くなり活動が鈍るからです。また夜になれば巣のなかで休憩をしている蜂を、いっせいに駆除をすることができるといった理由があります。

必要なもの・服装

蜂の巣駆除をするときに必要なものや服装について、下記で解説していきます。蜂に刺されないように準備をしっかりおこなってから駆除をすることが大切です。

・防護服

蜂の針から身を守れるよう、全身を覆う蜂専用の防護服を着用する必要があります。自治体で貸し出しをおこなっているところもあるので、市役所などに電話で問い合わせをしてみましょう。もしも自治体が貸出に対応していない場合には、ホームセンターなどで数万円で購入できます。

・長靴・手袋

手袋は蜂の針を通しにくい革製のものや、厚手の軍手を用意してください。また、長靴はズボンのすその下に履き、上からひもで縛って蜂が入ってくるすき間がないようにしましょう。

・殺虫剤

殺虫剤は、巣から離れていても使えるスプレータイプがおすすめです。また、合成ピレスロイド系の成分が含まれているものが、蜂の駆除に効果があります。殺虫剤が途中でなくなってしまうと危ないので、2～3本用意しておくといいでしょう。

・懐中電灯

暗い場所で作業するのに必要になります。しかし、蜂は光に向かって突進してくるので、懐中電灯に赤いセロハンを貼ると、赤い光になり蜂からは見えなくなります。

・長い棒

蜂の巣を落とすときに使います。離れた場所からでも使えるように、できるだけ長い棒のほうがよいでしょう。

・ゴミ袋

最後に、落とした巣を処分するときに使います。

殺虫スプレーを使った蜂の巣駆除の手順

殺虫スプレーを使った蜂の巣駆除の手順について解説していきます。巣の駆除をおこなう際は、昼間の明るい時間に巣のある場所をあらかじめ確認しておきましょう。

1．蜂の巣から2～3m離れたところから巣の表面に殺虫剤を噴射します。2～3分ほど噴射を続けますが、このとき巣から蜂が出てくることがあります、しかし、殺虫剤の効果で弱っておりすばやく飛ぶことができないので、噴射を続けましょう。

2．巣の入り口から巣のなかに噴射をしてきます。巣のなかから蜂が出てくることがありますので、注意しながら殺虫剤の噴射をしてください。

3．蜂の巣をしばらく放置し、蜂がちゃんと駆除できたか翌朝に確認をします。周囲に蜂の姿が見えなくなり、巣から蜂が出てこなくなったのを確認したら長い棒を使って巣を落とします。そして巣に戻ってくる蜂の予防として、巣のあった場所にも殺虫剤を噴射しておきます。

4．蜂の巣はゴミ袋に入れて処分をします。このとき、ゴミ袋は念のため2重にしておくと、破れるなどの心配もありません。また、死んだ蜂は1日経っても針が動くことがあるため、針を触らないように気をつけましょう。

自分で殺虫スプレーを使って蜂の巣を駆除する方法についてご紹介しましたが、自分で駆除するのは、危険を伴う作業になります。しかし業者に依頼をすれば、安全ですばやく駆除をおこなってもらえるでしょう。

弊社では、蜂の巣駆除をおこなう業者のご紹介をしております。蜂の巣駆除に関するご相談は何なりとお申し付けください。24時間365日お電話またはメールにてご相談を受け付けております。

蜂の巣駆除を業者に依頼したときの費用相場

蜂の巣駆除を業者に依頼した場合の費用相場について解説していきます。蜂の種類別の費用相場は下記のようになります。

・スズメバチ

約1万3千円～3万円

・ミツバチ

1万5千円～2万5千円

・アシナガバチ

約8千円～2万5千円

費用が高くなるケース

蜂の巣駆除の費用は、蜂の巣の場所や大きさなどによっても異なります。蜂駆除の費用が高くなるのはどのような場合なのか、みていきましょう。

・スズメバチの駆除

スズメバチはアシナガバチやミツバチよりも凶暴で、駆除作業に危険を伴うので費用が高くなります。

・巣が大きい場合

巣が大きいほど、蜂の数も増えるので作業が危険になり費用が高くなる傾向があります。なので、巣を見つけたら大きくなる前にすぐに駆除を依頼するほうがいいでしょう。

・巣が複数ある

蜂の巣が複数ある場合は、巣の数が1個増えるごとに追加の費用がかかってきます。

・巣の場所

巣のある場所によっても費用が高くなるケースがあります、たとえば、3mを超えるような高所や、床下や屋根裏などのせまい場所での作業は追加で費用がかかる可能性があります。なぜなら、高所作業車を使ったり、床を取り外したりするといったことが必要になるケースがあるからです。

まずは現地調査で見積りを確認しよう！

業者による現地調査では、蜂の種類・巣の大きさ・巣の場所・巣の数などを実際に確認して、正確な見積りを提示してもらえるでしょう。なので、まずは一度業者に現地調査してもらうことをおすすめします。

弊社では、蜂の巣駆除に関するご相談を受け付けております。業者を選ぶのに、お困りの際も弊社にご相談いただきましたら、お客様のご希望にそった業者の提案が可能です。24時間365日お電話またはメールにてご相談を受け付けております。また、現地調査やお見積りは無料でおこなっておりますので、お気軽にご相談ください。