蜂の巣駆除の料金相場|費用を安く抑える方法や駆除業者の探し方
蜂の巣の駆除を業者に依頼するときには、料金相場や、費用の決まり方についてあらかじめ知っておく必要があります。
蜂の巣駆除料金の適正な価格を知らずに業者へ駆除依頼をすると、「高すぎる駆除費用を支払ってしまった」「作業がずさんで蜂が戻ってきてしまった」という失敗をするおそれがあるからです。
本コラムでは、蜂の巣駆除にかかる費用の決まり方や、費用を安く済ませる方法、適切な駆除業者の選び方などをくわしく紹介しますので参考にしてください。
また、弊社ではいますぐ蜂を退治してほしいという方に、スピード対応できる業者を紹介いたしております。お急ぎの方は弊社までお電話ください。24時間365日の電話受け付け可能、業者紹介は無料です。
目次
蜂の巣駆除料金の相場
蜂の巣の駆除の料金は、巣の場所や大きさなどさまざまな要因で変わってきます。同じような条件でも、スズメバチとそのほかのミツバチなどの蜂では1万円ほどスズメバチのほうが高い費用がかかります。
- スズメバチの巣……約2万5千円~約6万円
- そのほか、蜂の巣……約1万6千円~約5万円
蜂の巣駆除料金の内訳や追加料金については、次の「蜂の巣駆除料金の決まり方」でくわしくみていくことにしましょう。
蜂の巣駆除料金の決まり方
蜂の巣駆除料金はおおまかに分けて、以下のような要素(内訳)で金額が決まってきます。
1.蜂の種類
ミツバチ、アシナガバチ、スズメバチなど、ハチは種類によって攻撃性や毒の強さが異なります。その中でも、スズメバチはほかのハチに比べ攻撃性も毒も強力で、駆除には危険をともないます。そのため、スズメバチはほかの蜂に比べ料金が高くなっているのです。
スズメバチの中でもとくに攻撃性が高く、強力な毒を持つのがオオスズメバチです。そのため、業者によってはスズメバチの中でも、オオスズメバチの駆除料金だけ高くなっている場合もあります。
2.蜂の巣がどこにあるのか
屋根付近のかなり高い位置や建物の間など、接近するのが難しい場所は駆除作業が困難になり、そのぶん費用がかかってしまうことがあります。また、屋根裏などの奥まった場所は駆除の際に蜂から逃げることが難しいため、危険度が増し費用が高くなる傾向があります。
このような作業が難しい場所の駆除には高所作業車を使用したり、壁や天井を取り外したりするなどの作業で実費が別に必要となってきます。
3.蜂の巣のサイズ
巣が大きければ大きいほど中にいる働き蜂の数が多くなり、作業が難しくなります。そのため、大きな巣ほど費用が高くなっています。
蜂の巣は時間経過とともにどんどんと大きくなりますので、蜂の巣を見かけたらすぐに業者に依頼することをおすすめします。
蜂の巣の駆除料金を安く済ませる方法もある
少しでも蜂の巣の駆除料金を安く済ませたいとお考えなら、以下のような方法をためしてみてください。ここでは3つの方法をご紹介していきます。
その1:自力で駆除する
自力で駆除すれば業者への支払いがないため、費用を浮かせることが可能です。ただし、費用が安く済むのは「巣ができ始めてまだ小さい段階の場合」と考えておいたほうがよいでしょう。
大きな蜂の巣の駆除には、厚手でしっかりとした防護服が必要となってきます。防護服はハチが止まれないように表面がつるつるしており、厚く固い生地でハチの針がとおりにくくなっています。防護服はホームセンターでも売っていますが、品質によって数千円から数万円まで価格はばらばらです。
プロが使うような防護服を準備しようとすると10万円以上の金額になることもあります。このほかにも、殺虫剤などが必要になるため、準備には安くても1万円から高ければ10万円以上の費用がかかってしまいます。
しかし、費用をケチって安価な防護服を利用するとそれだけ蜂に刺される危険が増してしまうのです。蜂に刺されてしまうと痛いだけでなく、アナフィラキシーショックと呼ばれる過剰なアレルギー反応で死に至ることもあるため注意が必要です。
その2:役所へ駆除依頼をする
自治体によってはスズメバチの駆除に対して補助金を出してくれる場合があります。また、補助金はなくても防護服の貸出しをしてくれている場合もあります。自治体によって対応が異なるため、一度確認をしてみましょう。
しかし、私有地の場合や危険性の高いスズメバチ以外の種類の蜂は、対応してもらえないことも多いです。また、役所の受付時間しか対応してもらえないため、夜間や土日祝日は対応してもらえません。
そもそも駆除費用を支払わなくて済むかも?
公園や賃貸物件など、蜂の巣ができている場所によっては駆除費用を支払わなくて済むかもしれません。
・公園や道路
公園や道路などに蜂の巣がある場合、管理責任は役所にあります。そのため、自分で駆除する必要はなく、自治体に連絡をして駆除してもらうことが可能です。しかし、スズメバチ以外のミツバチなどは刺激しないと刺すことはないため駆除してくれないことがあります。
・賃貸物件
階段や廊下などの共用部分に蜂の巣がある場合は、大家さんや管理会社が費用を負担してくれる可能性があります。しかし、ベランダの中などの専用部分に巣ができた場合は、費用を負担してもらうのは難しいでしょう。
大家さんや管理会社によって対応が異なるため、一度確認をしてみましょう。
蜂の巣駆除をプロに任せるときの注意点
蜂の巣の駆除にかかる料金は安いほうがありがたいものですが、安い場合はなにかしらの「理由」があるものです。蜂の巣の駆除は危険をともなう作業となりますので、業者が適切な技術を持っているかを見極めてから依頼しましょう。
業者に信頼がおけるかどうかを判断する基準には以下のようなものがあります。依頼の前に確認しておきましょう。
1.作業内容を確かめよう
一般的な業者の作業内容は以下のようなものになります。
1.蜂の巣の中から蜂が出てこられないように、蜂の巣の出入り口に栓をする。
2.巣の内部に薬を入れて、巣の中の蜂を駆除する。
3.巣の周りを飛び回っている蜂を粘着シートなどで回収する。
4.巣の中の蜂が動いていないことを確認し、巣を撤去する。
5.戻り蜂の駆除、対策をおこなう。
依頼をおこなうときには、このような作業手順を踏むか、もし別の方法をとるのであればその理由はどんなものか聞いてみましょう。説明に納得がいかなければ、依頼するのは見合わせたほうがよいかもしれません。
2.アフターフォローがあるかどうか確かめよう
じつは、蜂の巣を取り除いた後も「戻り蜂」と呼ばれる蜂に注意する必要があります。スズメバチなどの縄張り意識の強い蜂は巣がなくなった後でも、巣があった場所に帰ってくる習性があるのです。
そのため巣を取り除いた後に蜂が近寄ってこないように忌避剤などの薬剤を散布する必要があります。このような作業が料金に含まれるのか、それとも追加で費用がかかるのか、しっかりと確認をしておきましょう。
蜂の巣の駆除は巣の中の蜂に一斉に襲われてしまう可能性のある作業です。防護服などの準備があっても大変危険な作業となりますので、無理をせずプロに依頼をしましょう。
蜂の巣の駆除を業者へ依頼する場合は、できるだけ早い段階でおこなうのがおすすめです。巣が小さい状態で依頼すれば、それだけ費用も安く抑えることができます。
蜂の巣の大きさによってはご自身で駆除するよりも、業者に依頼したほうがお得な場合もありますので、無理をせずにプロへとご依頼ください。
「庭先に巣が出来ていてすぐにでも駆除してほしい!」そんな風にお困りならば、弊社へとお電話ください。弊社ではお客様に代わりすぐに対応可能な蜂の巣の駆除業者をお探しいたします。
現地調査やお見積りを無料でおこなう業者をご紹介することも可能ですので、お気軽にご相談ください。危険な作業はプロへと任せ、安全安心な日常をとり戻しましょう。
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