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スズメバチは秋でも危険!巣を見つけたときの注意点や対策方法など

スズメバチは秋でも危険!巣を見つけたときの注意点や対策方法など

スズメバチは、おもに夏に見かけることが多いため秋になったらあまり意識することがないかもしれません。しかし、スズメバチは秋になると夏よりも危険となるため、もしも遭遇したらできるだけ近づかないようにすることが大切です。

秋のスズメバチは、エサとなる虫が減っているため非常に凶暴となります。行楽シーズンで自然の多い場所へキャンプや登山中の人が、襲撃されるということが増えてきているのです。

この記事では、スズメバチが凶暴化する詳しい理由や遭遇したときの注意点について紹介していきます。また、スズメバチは行楽地だけではなく都市部でも増えてきています。都市型スズメバチについてもお伝えしていきますので、ぜひ参考にしてみてはいかがでしょうか。

スズメバチが秋になると危険な理由

スズメバチは、春から夏にかけて巣の規模を広げて個体数を増やしていきます。そのため、夏がもっとも増殖して危険というイメージをもつ方が多いのではないでしょうか。

しかし最初にお伝えしました通り、スズメバチの活動時期は秋まで続き、夏よりも危険性は増しているのです。まずは、スズメバチが秋まで危険な理由について見ていきましょう。

夏から秋はスズメバチの繁殖期

夏から秋はスズメバチの繁殖期

スズメバチが秋に凶暴になるおもな原因は、繁殖期の最中であることが挙げられます。スズメバチは夏から秋の間に新たな女王蜂が生まれるため、成虫がエサを与えて育てていきます。しかし秋になると幼虫の主食となる昆虫があまり活動しておらず、エサにありつくことが難しくなるのです。

スズメバチの成虫にとっては種の存続のために、新たな女王蜂や繁殖に必要な雄蜂を守ることが何よりも大切です。そのため、秋のスズメバチの成虫はエサを探すために気が立っており、さらに行動範囲を広げて飛び交います。それにくわえて空腹により、攻撃性が増すようになってしまうのです。

オオスズメバチはほかのスズメバチの巣を襲う

スズメバチの中で、もっとも攻撃性や毒性が高く危険とされているのはオオスズメバチです。オオスズメバチはその習性から、ほかのスズメバチの巣を襲撃して幼虫を捕食することがあるのです。

そのため、ほかのスズメバチもオオスズメバチをはじめとした天敵からの攻撃に対して警戒を強めているので凶暴になっているのです。

スズメバチの被害に遭わないように気を付けたい4つのポイント

秋にレジャー施設や行楽地へ行く場合は、スズメバチ対策を忘れないようにしましょう。続いては、スズメバチを近づけないための4つポイントについてお伝えしていきます。スズメバチの習性と合わせて見ていきましょう。

【1】服装に気をつける

【1】服装に気をつける

スズメバチは、黒色に反応するという習性をもっています。理由は諸説ありますが、天敵であるクマの毛が黒に近い色だからだといわれているのです。そのため、秋にレジャーへ出かける際は、黒色をはじめとした暗色の服をできるだけ着用しないようにしましょう。

反対に白色などの服を着ることで、スズメバチから狙われにくくなります。そのため、明るめの服装を選び、さらに帽子も被って頭部を保護しましょう。

またスズメバチは光にも反応するため、金属製のネックレスやブレスレット、ガラス部分が反射する腕時計などは外しておくことをおすすめします。蛍光色の服も控えたほうがよいでしょう。

【2】刺激の強い匂いは避ける

スズメバチの成虫は、花の蜜など甘いものを好む傾向があるため匂いにも敏感です。香水や整髪料は匂いの強いものが多く、スズメバチが反応することがあります。できるだけレジャーでは香水の使用は避けて、整髪料は無香料のものを選ぶようにしましょう。

【3】食品は放置しない

秋に山でバーベキューをしたりキャンプをしたりする場合は、食品の扱いにも注意が必要です。バーベキューをおこなった際に出た、食べ残しや野菜の切りくずなどにも寄ってくるおそれがあるため、必ずきちんと処分するようにしましょう。ジュースなどの飲み残しも放置せず、しっかりと流してから捨てることが大切です。

【4】あわてないようにする

上記のことに気を付けていても、ハイキング中に突然スズメバチと遭遇することがあるかもしれません。もしもスズメバチと遭遇しても、あわてないようにしましょう。スズメバチは、上下左右の動きにとても敏感です。手を振って追い払う動作は、攻撃をしていると思われるおそれがあります。いっぽうで、前後の動きにはあまり反応しないそうです。

もしスズメバチが近くにいた場合は、あわてず、慎重に後ろへさがりましょう。スズメバチを刺激し標的にされてしまった場合、ときに何十メートルもの距離を追いかけてくる可能性もあります。

市街地でも対策は必要?都市型スズメバチについて

スズメバチは、一般的に自然の多い場所に巣を作る傾向があります。しかし、近年は市街地にも巣を作る都市型スズメバチと呼ばれる蜂が増えてきました。最後は、都市型スズメバチとはどういったものか、巣を作られやすい場所についてご紹介していきます。

都市型スズメバチとは

都市型スズメバチとは

都市型スズメバチとは、市街地で巣を作って生息しているスズメバチです。おもに、キイロスズメバチやコガタスズメバチといった種類の蜂が挙げられます。とくにキイロスズメバチは、オオスズメバチに次いで攻撃性や毒性が強く非常に危険です。

スズメバチが市街地に巣を作るようになった理由は、エサの豊富さが挙げられます。秋は、前述の通り幼虫のエサである昆虫が減るため、都市部にまで進出してエサを探しに来ることがあります。そのため、市街地でもスズメバチ対策は必要となるのです。

スズメバチが巣を作る場所

スズメバチは本来、木の枝や地中に巣を作ることが多いです。しかし、自然の少ない都市部では市街地に巣を作るため、家の周辺に気づいたら巣ができていたなんてこともあるでしょう。スズメバチが巣を作りやすい場所は下記の通りです。

  • 屋根などの軒下
  • 床下
  • 雨戸の戸袋
  • ベランダ
  • 生垣の中
  • ガレージの中
  • 屋根裏

スズメバチは雨風をしのげる場所に巣を作るため人目に付きにくく、見つけるのは難しいかもしれません。

秋のスズメバチの巣は種類によって若干異なりますが形状は楕円型のものが多く、出入口となる穴が空いています。色は、茶色やクリーム色でマーブル模様になっているものが多いです。

スズメバチの巣の駆除は業者に依頼しよう

もしもご自宅の敷地内で蜂の巣を見つけたら、駆除は業者に依頼しましょう。スズメバチは春から巣を作り始めますが、徐々に巣の規模が大きくなり、個体数も増えていきます。秋になると、巣は大きくなっていることが多いため、ご自身で駆除することは危険をともないます。

業者に依頼することで、より確実で安全に蜂の巣を駆除してもらえることでしょう。弊社では、スズメバチをはじめとした蜂の巣駆除に対応した業者をご紹介しております。「蜂が飛んでいるけど巣の場所が分からない……」といった場合も、お気軽にご相談ください。

お電話は24時間受け付けており、お住まいの地域によって即日対応も可能です。ご連絡お待ちしております。

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