蜂には活動時間がある!活発化する危険時間を知って安全な駆除を!
蜂を駆除や予防のための対策は、昼間よりも夜間におこないましょう。蜂は日中の明るい時間帯はエサを求めて外を飛び回っていますが、夜になると巣に戻って動きが鈍くなります。また、より安全に駆除や対策をしたい場合は、1年のうちでも『7月~10月ごろ』は避けるようにしましょう。夏ごろは蜂がもっとも活発で危険だからです。
このように、蜂には1日のうちに、1年のうちに、危険なときと比較的安全なときがあります。タイミングさえ計り、必要な道具と固い決意さえあれば、自力での駆除も可能です。
ここでは、蜂の活動時間について、詳細にご紹介いたします。危険なタイミング、安全なタイミングについて知って、蜂被害から身を守りましょう。
目次
駆除する前に蜂の修正や特徴を知ろう!
蜂が家の近くを飛んでいたり、巣を見つけてしまったりしたからといって、すぐに自力で駆除しようと思うのは危険なのでやめておきましょう。なぜなら、蜂は活動時間によっては攻撃的になっているからです。
蜂を安全に駆除するためには、まず蜂の活動時間について、くわしく知っておく必要があります。ここでくわしくご紹介いたしますので、駆除に適したタイミング、適していないタイミングを理解してから、駆除に挑んでください。
蜂が元気に活動するのは昼間
蜂は基本的に、1日のうち昼間の時間帯にエサの確保などで外を飛び回っています。この時間帯は活発になっているため、大変危険です。見かけても決して近寄らないようにしましょう。
1日のうち、蜂の駆除に適しているのは、夜間です。蜂の多くは目が悪いため、日没後、自分の巣へと戻ります。昼間と比べて動きもだいぶ鈍いため、駆除に向いているのです。
しかし、数多く存在している蜂の種類の中で、『モンスズメバチ』は例外になります。モンスズメバチという蜂は、夜間でも活発に動き回ることができるからです。
そんなモンスズメバチの外見は、国内に生息する蜂の中でもっとも危険といえるオオスズメバチとよく似ています。大きさも体色もほとんどかわりません。オオスズメバチと比べて攻撃性や毒性は低いといっても、人を害するおそれがある存在なのです。
駆除には夜が向いていますが、蜂の種類によっては例外もあると、覚えておきましょう。自力での駆除が少しでも不安な人は、身の安全のためにもやめておいたほうが賢明です。
蜂の動きが活発になる季節(時期)とは?
1年の中で、蜂が活動する期間は、大体3月~12月になります。春ごろになると、冬眠していた女王バチが目覚めて巣作りを始めます。そして、夏にかけて働きバチが次々と産まれていき、冬がくると越冬のため冬眠するのです。
蜂の種類によって越冬方法や期間の長さは違いますが、危険なスズメバチやアシナガバチの多くは、冬になれば見かけなくなると考えてよいです。
また蜂がもっと活発になる時期は、7月~10月ごろになります。極めて攻撃的になっているため、外で見かけたときは絶対に近づかないようにしましょう。数匹が飛び交っているエリアや巣を見かけたときは、できるだけ早く駆除のプロに相談することをおすすめします。
1年のうち、自力で駆除できる時期は、春ごろです。春はまだ働きバチもおらず、冬眠明けで弱っている女王バチ単体しかいません。また、巣も作りかけなので、撤去も比較的簡単と考えられます。
蜂の毒は命の危険にかかわることも【アナフィラキシーショックについて】
蜂に刺されてしまい、毒を注入されてしまうと、最悪の場合は死んでしまうおそれがあります。毒によって患部が腫れて傷んだり、体が麻痺したりするといった症状がでるだけでなく、『アナフィラキシーショック』が起きるおそれがあるからです。
アナフィラキシーショックとは、重篤なアレルギー症状をいいます。アレルギー症状を引き起こす抗原が体内に入ってしまった際に、すでに作られていた抗体が過剰防衛をおこなってしまうことが原因です。蜂の毒に限らず、食べものなどのアレルギーでも起こります。
蜂はとても危険な存在です。そのため、自力で駆除するよりも、できるだけ早くプロに依頼することをおすすめします。
しかし、業者依頼に慣れていないと、早く駆除してもらいたくてもどこに依頼すればいいのかわからなくて、時間がかかってしまうことがあります。そのようなときには、ぜひ弊社にご連絡ください。
弊社には多数の駆除のプロが加盟しております。そのため、全国どこからのご相談であっても、解決するのに最適な業者をご紹介することが可能なのです。業者依頼でもっとも煩わしい問題といってもよい業者選びが、弊社を活用していただければ簡単に終わります。
「蜂が怖いからとにかく早く駆除したい!」という方には、とくに満足していただけることでしょう。お電話、お待ちしております。
蜂に巣を作られたときは?対策方法と駆除について
蜂に巣を作られてしまったときは、できるだけ早く駆除しましょう。放置していても、巣はどんどん大きくなっていき、働き蜂の数も増えていくだけだからです。「どうしようどうしよう」と迷っていても、悪いことばかりしかありません。
ここでは、自力で巣を駆除する際に必要な情報をくわしくご紹介いたします。蜂の活動時間を考えて、最適なタイミングであれば、ぜひ試してみてください。少しでも自力での作業が不安な方は、すぐにでも駆除のプロに依頼することをおすすめします。
巣の大きさによって駆除の難易度はかわる
自力で駆除するときは、道具を揃えてしまう前に、安全なところから巣を観察しましょう。なぜなら巣の大きさや形状によって、駆除の難易度はかわってくるからです。
まず、『大きさが15センチ以上』あるものは、すぐにプロに依頼することをおすすめします。15センチ以上の巣は基本、完成形といえるほどの巣で、生息している蜂の数がとても多いです。この場合の駆除の難易度はかなり高いといえます。
また、『表面全体にマーブル模様がある球体型の巣』や『シャワーヘッド型の巣』も、難易度が高くなります。この場合の前者はスズメバチ、後者はアシナガバチの巣であるケースが多いからです。
スズメバチにもアシナガバチにもいくつかの種類があり、種類によっては攻撃的でないものもいます。しかし基本的には獰猛な種類ばかりで、駆除の際も襲ってくることが多いため、大変危険です。
時間帯や時期、営巣場所やサイズによっては自分で対処できることもありますが、少しでも不安な方は、身の安全のためにもやめておいた方が得策。とくに時期が6月以降だったり、営巣場所が狭い・高い場所に会ったりする場合などは、すぐに業者に相談することをおすすめします。
蜂の巣駆除の方法
蜂の巣を自力で駆除するときは、まず以下の道具を揃えましょう。
・駆除スプレー
『合成ピレスロイド系』のものであれば、蜂専用のものでなくても問題ありません。
・防護服
ネット通販やホームセンターで購入可能です。また、自治体で借りられることもあります。
・高枝バサミ
高いところにある巣を切り落とす際に使います。切り離せなくても強打すれば落とせることもあるため、柄の長いホウキなど高所に届くものでも大丈夫です。
・懐中電灯
赤いセロハンでライト部分を覆って使います。そのまま使用すると、蜂を刺激してしまうからです。赤いセロハンで覆うことによって、低刺激の光にできます。
・ゴミ袋
駆除した蜂や蜂の巣は、燃えるゴミとして処分します。
道具をひととおり揃えることができたら、日が沈んでからしばらく待ちましょう。日没後およそ2時間が経つまで待てば、外にいた蜂も巣へ戻っていると考えられます。あとは以下の手順で、慎重に駆除してみてください。
1.風上から巣に近づいていき、1~2メートルほど離れた位置で止まる
2.駆除スプレーを巣に向けて、飛び交う蜂や巣からでた蜂が動かなくなるまで、噴射する
3.高枝バサミなど高所に届くものを使って、蜂がでなくなった巣を地面に落とす
4.同じ場所に巣を作らせないために、巣があった場所に駆除スプレーを噴射しておく
5.地面に落ちた巣と死んだ蜂を、ゴミ袋に入れる。
あとは燃えるゴミに出しましょう。これで駆除は終了です。
自治体や大家さんが対応してくれることもある
巣を作ったのがスズメバチの場合は、駆除のプロにすぐ依頼するのではなく、自治体にまず相談してみるとよいでしょう。自治体側が無償で駆除してくれたり、駆除にかかった費用に対して補助金を出してくれたりすることがあります。
こうした対応はスズメバチの場合のみ受けられるケースが多いですが、自治体によってはアシナガバチやミツバチでも対応してくれる可能性はあります。念のため巣を見かけたら自治体に連絡するとよいでしょう。
また賃貸契約のマンションやアパートに住んでいる人で、蜂の巣被害にあってしまったときは、大家さんや管理会社に連絡してください。大家さんや管理会社のほうで駆除のプロに依頼してくれるなど、適切に処置してくれる可能性が高いからです。
無理せずプロに任せるのも安心です
確実に駆除したいのであれば、やはり駆除のプロに依頼しましょう。プロの中には24時間年中無休で活動しているところも多いです。毎日朝から夜まで多忙で、時間がないから駆除できないと困っている人でも、安全な生活をすぐに取り戻すことができるでしょう。
いろいろなことがあって忙しく、心身共にストレスで疲弊しているから余計なことに時間をとられたくない、という人にとって、迅速対応可能なプロは強い味方なのです。
「蜂なんてさっさと駆除したい!」という方は、ぜひ弊社をご活用ください。弊社ではトラブルのご相談を24時間、年中無休で受け付けております。早朝や深夜しか時間を作れない方に対しても、万全のサポート体制が整っているのです。
ご相談していただければ、ご都合のよいタイミングで駆除をおこなえるプロを、加盟業者の中から選んでご紹介いたします。弊社を頼っていただければ、あっという間に蜂から生活を取り戻せるのです。お電話お待ちしております。
便利グッズで蜂の巣対策することが重要!
蜂被害にあわないためには、蜂の巣がまだ作られていないうちから対策をとることが重要です。市販されている蜂予防グッズを使って、蜂の活動時期になっても巣を作らせない環境を作りましょう。ここでは、蜂が営巣しやすい環境や予防グッズについてご紹介いたします。
蜂の巣ができやすい環境とは?
蜂は『雨や風が当たらない環境』『密閉されている環境』『エサが豊富な環境』を好んで巣を作ります。一般的な建築物でいうと、以下のようなところが狙われやすいです。
- 軒下
- 床下
- 屋根裏
- 庭木(枝葉が茂っているもの)
- 使っていない物置
こういったところは先述した条件に当てはまるため、注意しなければなりません。
蜂対策に使えるグッズ
注意しなければならない場所がわかったら、そこに蜂対策グッズを使って予防しましょう。
使用するものは蜂が寄り付かなくなる効果をもつ『忌避剤』や『木酢液』です。どちらもネット通販やホームセンターで購入することができます。こうしたアイテムを注意すべき場所へ散布したり配置したりしておけば、春ごろになって営巣される被害を減らせる可能性が高まるのです。
とはいえ、予防グッズも絶対的な効果があるわけではありません。生き物相手のことですから、不運にも巣を作られてしまうこともあるのです。もし巣を作られてしまったときは、なるべく早く安全な生活を取り戻すためにも、駆除のプロに依頼することをおすすめします。
「どこに依頼すればいいのかわからない……」とお困りでしたら、ぜひ弊社にご相談ください。各地に多数の加盟業者がいるため、どこからのご相談であっても臨機応変な対応をすることができます。
見積りや現地調査をまずは受けたいという方には、それらを無料でおこなっている業者のご紹介も可能です。お電話お待ちしております。
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